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923冊目 世界の放射線被曝地調査
世界の放射線被曝地調査 (ブルーバックス)世界の放射線被曝地調査 (ブルーバックス)
(2002/01/18)
高田 純

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評価:☆☆☆☆☆


 福島第一原発から放射性物質の流出が止まらない。放射線量の高い地域があったり、飲食物から放射性ヨウ素や放射性セシウムといった放射性物質が検出されたりと、不安な状態が続く。

 こうしたとき、専門家の冷静な言葉に耳を傾けることが必要なのは当然だが、彼らの言葉が正しいか判断するために、自分でも知識を身に付けておく事が悪い方には働かないだろう。そんなわけで、本書を読んでみた。

 放射性物質によって苦しめられているのは、広島・長崎、チェルノブイリ以外にも、実は沢山ある。軍拡著しい時代の核実験に拠るものが多い。本書はそれら被曝地で何が起こったか、何が起こっているのか、現地の評価を実際に行った結果から解説している。

 このような成り立ちのため、今回の原発事故について判断するための多くの根拠を知ることができたのが収穫。

 取り分け、被曝量が200mSv(ミリシーベルト)以下では長期的な影響含め、懸念すべきことが無いというのはありがたい情報。但し、この最低線量については研究者の間でも議論が分かれるので注意は必要だろうが、議論が分かれるということは、個人として考えたときにリスクが急上昇するものではないとは判断できるだろう。

 また、動物実験では放射線の影響で奇形が発生することが知られているが、広島や長崎でそのような事例が無い(他の地域の調査でも特に言及無し)というのは安心材料の一つ。

 加えて、現在メディアで流れている、××mSv以上で○○の影響というのは短期間での被曝時のことで、慢性的な被曝として積算でその線量に達しても被害は軽い、ということも明言されている。人体の修復機能が働くことで、放射線によるダメージを一定量は消せる。全てはダメージ修復の速度と、ダメージを受ける速度のバランスで決まるのだろう。

 これらの情報を得たことで、関東地方に住む私にとっては、政府が「現在の状況は直ちに健康被害をもたらすものではない」と言っていることに納得がいった。また、最終章には、いざというときの判断基準と対処法も記されているので、自分の身は自分で守るためにも読んでおくことをお勧めしたい。本書が役に立つような事態にはならないで欲しかったが・・・・・・


 ただ、一般書だからの配慮だからか、放射性物質を放射能を呼称しているのは如何なものか。読んで字の如く、放射能とは崩壊して放射線を放出する能力のことで、放射性物質とは異なる。人口に膾炙しているとはいえ、誤用は誤用。折角の入門書なのだから、専門用語を解説した上で正しく言葉を使うのも使命なのではないかと思う。
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生物・遺伝・病原体 | 2011/04/09(土) 23:30 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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