カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

916冊目 紳士の国のインテリジェンス
紳士の国のインテリジェンス (集英社新書)紳士の国のインテリジェンス (集英社新書)
(2007/07/17)
川成 洋

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 紳士の国、イギリス。そこは最も早い時期から近代的な諜報機関を持った国でもある。初期の頃、諜報機関は私費で運用されていたという。それが、時代を経てMI5やMI6といった、世界に名だたる機関へと成長してきた。

 本書は諜報機関の萌芽から、今に至るまでの歴史を簡単に紹介すると共に、良くも悪くも活躍したスパイたちの素顔を描いている。

 今の観点からしたらかなり意外だと思うが、初期のスパイには有名人が多く用いられていた。サマセット・モームのような文学者で上流階級出身者がスパイ、というのはなんとも面白いのだが、これは国家によって厚遇を受けている彼らなら裏切ることは無いだろうという計算に基づく、という。

 007シリーズの生みの親であるイアン・フレミングもスパイだったというのは、不勉強な私には意外だった。あれほど実在のスパイから懸け離れたスパイも無いだろうに、それを産んだのが本物のスパイというのは面白い。

 スパイは二重スパイに成らざるを得ない側面がある。こちらが必要な情報を得るためには、相手に信用されなければならない。相手に信用されるようになるにはこちらの情報を流さなければならない。よって、自分の側からは本質的なところでは大事ではない情報を流しつつ、相手の決定的な情報を得るようにするわけだ。

 ところが、相手との接触の中で、相手側に正義を見てしまう者がいる。彼らは裏切り者となり、スパイの闇を垣間見せる。

 特に有名なのはキム・フィルビーだろう。なんと、MI6の長官候補になるまで出世した人物であるが、実はソ連のスパイだった人物である。フィルビーの裏切りによって、多くの諜報員が命を落とし、イギリスの諜報網は大打撃を受けたという。本書はこうした裏切り者に光が当てられている。

 活躍した者・裏切った者を取り上げることで、スパイの世界を覗いたような気になれるのが嬉しいところ。諜報機関の全体像を知るには向いていないと思うが、どんなスパイが居て、どんな活躍(あるいは失敗)をしたのかを知るにはもってこいだと思う。



関連書籍:
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)暗号解読〈上〉 (新潮文庫)
(2007/06)
サイモン シン

商品詳細を見る


暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)
(2007/06)
サイモン シン

商品詳細を見る


スパイの世界史 (文春文庫)スパイの世界史 (文春文庫)
(2007/07)
海野 弘

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2011/03/07(月) 22:33 | Trackback:(0) | Comments:(2)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ


ご無事のようで何よりです。

ウォルシンガムの昔から、この国は何でもありの国です。非常に実利主義的でありながら、かつ外面を繕うことも忘れない。スパイ、海賊に偽装した通商破壊、麻薬・奴隷貿易何でもありなのに、「紳士の国」だと臆面もなく名乗り、かつそれが国際社会においては一定の支持を受けている、と感じるところが凄いです。

与党の代議士たちが「インテリジェンス」どころか外交や戦略論さえ解しない日本はもとより、興隆著しい中共でさえ、このアングロ・サクソンの狡猾さには敵わない、と感じさせられます。
2011/03/13 日 04:30:33 | URL | オジオン #-編集
オジオンさん、コメントありがとうございます。
計画停電やら何やらで、多少の不便は残りそうですが、被災地の方々とは比べ物にならないほどの生活を送れています。一日も早い復興を、ただ祈るばかりです。


>イギリス
仰るとおり、狡猾な国ですよね。
私掠船、阿片戦争、三枚舌外交等々とても誇れないようなことが沢山あるのにイメージはそんなに悪くないんですよね。


>インテリジェンス

まあ、党内権力闘争にばかり熱心な民主党には呆れることが多いわけですが、インテリジェンスに関しては自民時代も相当に酷かったので、どっこいどっこいでしょう。

アングロサクソンに敵えるような、狡猾な人を選挙で選ぶように心がけるしかないかも知れませんね。善人かどうかを基準にするのじゃなくて。
2011/03/14 月 15:50:40 | URL | Skywriter #-編集
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。