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912冊目 アヘン王国潜入記
アヘン王国潜入記 (集英社文庫)アヘン王国潜入記 (集英社文庫)
(2007/03/20)
高野 秀行

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評価:☆☆☆☆☆


 ミャンマーの山奥に”ゴールデン・トライアングル”あるいは”黄金の三角地帯”と呼ばれる、アヘンの一大産地として世界にその悪名を轟かせている地域がある。

 山岳地帯にあるこの地は、様々な歴史的な経緯によりミャンマー政府が実効支配しているとは言い難い状態にある。そこに割拠しているのが反政府軍であるワ軍。アヘンはそのワ軍の資金源となっている。

 そんな外国人がほとんど足を踏み入れたことのない地へ行ってしまうのが、我等が高野さん。外国に行くのは怪獣を探すばかりじゃないぜ。

 きっと、疑問にこう疑問に思うはずだ。なぜ彼ははるばる到達するのも困難な反政府軍の拠点まで赴いたというのか。なんと、ケシの種蒔きから収穫までを経験してみたいから、という。国境を、もちろん非正規のルートで。そりゃあ、ミャンマー政府に「反政府組織の支配する地でケシの栽培をしてみたい」などと言って入国が許されるわけがない。

 そんなわけで、伝手を辿ってミャンマーへ密入国するところからこのノンフィクションは始まる。種蒔きから収穫までの経験を積み、そのついでにアヘン中毒にまでなってしまうというおまけつき。この破天荒さこそが高野さんの高野さんたる所以だろう。

 アヘンの材料となるケシの栽培とはいえ、その過程は驚くほどに普通の農業である。というわけで、著者はひたすらに雑草むしりに精を出す。もう麻薬の原料作りなんてものじゃなくて、ただひたすらに農業である。

 ケシ栽培&アヘン中毒の過程に加えて、現地の知られざる人々の姿を紹介する様は、まるで文化人類学者のようでもある。現地の言葉を覚え、少しでも解けこもうとするのが、早稲田大学探検部を率いてはるばるアフリカまで怪獣を探しに行った著者の魅力である。その姿がなんとも面白い。高野さんのファンは読んで損することは絶対にない。思いもかけぬルポになっている。



関連書籍:
幻獣ムベンベを追え (集英社文庫)幻獣ムベンベを追え (集英社文庫)
(2003/01/17)
高野 秀行

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怪獣記 (講談社文庫)怪獣記 (講談社文庫)
(2010/08/12)
高野 秀行

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ノンフィクション | 2011/02/16(水) 23:48 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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面白そうな本ですね~

探検どころかどこに行くにも迷子になりそうな出不精人間の私には、憧れの行動力です。

機会があったら読んでみたくなりました。

ケシといえば私の出身大学の校章はケシの実をデザインしたものでした。
1年生になってすぐの実習に、薬草園の薬草のスケッチ何枚かを提出ってのがあって、ケシは必須品種でしたよ。株数や花数の管理が厳しくされているから、決して持ち帰らないように言われました。今もそんな実習ってあるのかなぁ
2011/02/23 水 01:58:22 | URL | GACHA #Ufi/25FY編集
GACHAさん、お久しぶりです。

この本、面白いのでオススメですよ。
しかも、ミャンマー情勢まで頭に入っちゃったりする特典付です(笑)


GACHAさんは薬学関係でしたっけ?
濫用する人が絶えないので世間的には麻薬としてのイメージが強いかもしれませんが、
モルヒネの原料として、近代医学には欠かせませんからね^^
友人は精神科の薬剤師をやっているのですが、やはり厳しい管理が行われているそうです。
2011/02/23 水 22:32:54 | URL | Skywriter #-編集
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