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909冊目 日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか 撤退戦の研究
日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか 撤退戦の研究 (知恵の森文庫)日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか 撤退戦の研究 (知恵の森文庫)
(2006/08/04)
半藤 一利、江坂 彰 他

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 戦いで難しいのは撤退である。『戦争における「人殺し」の心理学』によれば、近代戦に至るまで、戦場における死者のほとんどは戦いに敗北し、撤退する最中に発生したという。

 知ってのとおり、日本軍は撤退が下手だった。そもそも、撤退という言葉すら嫌がり、”転進”などという言葉を生み出していたのだから当然だろう。その帰結として、「生きて虜囚の辱めを受けず」と玉砕を行ったり、特攻という命をあたら無駄に費やしながらも効果の薄い作戦が多く繰り広げられた。(戦闘機に積んだミサイルは、落下させることで速度と破壊力を増すため、飛行機に括り付けて飛行機ごと突っ込んだら速度が出ないため威力が落ちる)

 その結果、太平洋戦争は惨敗に終わった。

 本書では、開戦に当たってのグランドデザインの欠如に始まり、いざ撤退となったときの戦い方の下手さまでを縦横に論じている。特に、この分野に興味がある方にはおなじみの半藤一利さんの指摘は、意外な事実を織り交ぜながら興味深いものがあった。

 例えば、今でも人気の高い山本五十六を、リーダーとしては落第だ、としている。その理由は、真珠湾作戦のときに、幕僚や部下たちに作戦の狙いを徹底して伝えることをせずにいたことが挙げられている。これは米軍とは正反対だった、という指摘は重い。リーダーの意思が下に伝わらなければ、計画は成功するわけが無い。


 ただ、現代の経営にも~、という話に持っていく事が多いのはちょっと残念。経営者が歴史を学ぶことは必要かもしれない。しかし、その手の試みは解釈学にしかならないように思っている。論者によって読み取る事実が正反対になることすらあり得るものだから。まあ、読者がバランス感覚を失わずにいられれば良いのかもしれないが……。


関連書籍:
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)
(2004/05)
デーヴ グロスマン

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太平洋戦争・二次大戦・現代史 | 2011/02/07(月) 23:40 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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