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900冊目 X-ファイルに潜むサイエンス―ミュータント、ウイルス、エイリアンの実像
X-ファイルに潜むサイエンス―ミュータント、ウイルス、エイリアンの実像X-ファイルに潜むサイエンス―ミュータント、ウイルス、エイリアンの実像
(2002/01)
アン・サイモン、中村 雅美 他

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評価:☆☆☆☆☆


 X-ファイルの名は、オカルトチックなSFドラマとして知らない人が少ないのではないのではないだろうか。
私はドラマ自体を見たことは無く、FBIのモルダーとスカリーの二人組みが活躍する物語といった認識しか持っていなかった。そして、正直、節操の無いオカルトものと思い込んでいた。

 しかし、オカルトネタを用いていても、そこには科学からの検証の目が光っていることを、本書を読んで知った。その事実を教えてくれるのに、科学監修者だった著者ほど相応しい人物はいないだろう。著者の本職は生物学者。X-ファイルに関わることになったのは、母親の親友がX-ファイルの監督と結婚した縁によるという。

 科学監修としてどのように物語作りに関わったかという話が面白い。生物学が絡むストーリーでは、監督は著者に多くの助言を求めたようで、その質問に対してSFとしての物語を楽しませつつ科学的にも(極力)無理の無いようにとの配慮は感心させられると共に、可笑しい気分にもさせてくれる。

 寄生虫、エイリアンを見分ける方法、遺伝子、クローン等々、生物学の広い分野の話題が取り上げられている。勿論、著者はこのSFのオカルトに偏りがちなところを信じているわけではない。むしろ、しっかりと科学の土台に立っている。その上で物語としてのX-ファイルを楽しんでいる。本人が監修者としての役割だけではなく、完成した物語を愛していることも文中から読み取れるのも、本書を面白くしている。好きなものについて語るときが一番楽しい文章が書けるものだから。

 そんなわけで、本書はオカルト気味なSFについて語りながらも見事な生物学の入門書になっている。遺伝子の構造や、微生物の振る舞いといった専門知を楽しみながら見ることができるのは嬉しい。X-ファイルのファンの方には特にたまらないだろう。私は逆に、本書を本でX-ファイルを見て見たくなってしまった。
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その他科学 | 2011/01/06(木) 23:08 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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