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895冊目 ヒトはなぜのぞきたがるのか―行動生物学者が見た人間世界
ヒトはなぜのぞきたがるのか―行動生物学者が見た人間世界ヒトはなぜのぞきたがるのか―行動生物学者が見た人間世界
(1999/11)
ロバート・M. サポルスキー

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評価:☆☆☆☆


 覗き。ああ、その甘美な響きよ。などという文章を見た閲覧者がモニターの向こうで顔を顰めるのが見えるようだ。しかし、”覗き”をピーピングに限らないとなると、多くの人が覗きに抗し難い魅力を感じていることが分かる。

 例えばワイドショーである。この、芸能人のスキャンダルを中心にした番組が、しばしば莫迦にされながら、決して絶えることが無いのは何故か。それは、多くの人の支持を得ているから、だ。

 これは日本だけの話ではない。新聞王・ハーストは、スキャンダルを徹底的に利用して読者を増やすことに成功している。ダイアナ妃がこうしたスキャンダル暴露を狙う記者に追われて亡くなったこともその一つの現われだ。

 そう言われて見れば、私だって芸能人の私生活に全く興味は無くても、事件や事故については自分の生活に全く関係が無くても情報を集めてしまうあたり、覗きの魔力に囚われていると言われても否定できない。

 嘆きを禁じえないような覗き趣味だが、どうやら人類はその呪縛から逃れることはできないようだ。というのは、人間以外の動物にも、覗きが見られるというのである。

 本書は行動生物学者として、アフリカで類人猿の研究に携わる一方で、大学では脳研究に勤しむ科学者である。二つの異なる分野の研究が交差するところに、新たな知見が出てくるのが面白い。覗きについての話に加え、終章に見られる信仰心と遺伝の繋がりがある可能性など、大胆な仮説を慎重に述べている。

 因みに、神は側頭葉におわすと言われる。ここを刺激すると、圧倒的な存在との一体感を感じるといった、宗教体験をすることが知られているのだ。そのため、パウロ回心は側頭葉癲癇だったのではないか、とも言われる。なぜ脳にそのような機能が備わっているのか、それが謎だが。

 ともあれ、人間の複雑で、かつ興味深い生き様を覗き見ることができるのが本書の魅力だと思う。ちょっと狙いすぎの感もあるタイトルだが、タイトルにだまされたつもりになって読んでみて欲しい。きっと、新しい見方ができるようになると思う。


関連書籍:
脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)
(1999/08)
V.S. ラマチャンドラン、サンドラ ブレイクスリー 他

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医学・脳・精神・心理 | 2010/12/14(火) 22:01 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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