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892冊目 カビの常識 人間の非常識
カビの常識 人間の非常識 (平凡社新書)カビの常識 人間の非常識 (平凡社新書)
(2002/08)
井上 真由美

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評価:☆☆☆☆


 地球に住む生物の主は人間だと、人類は思っている。しかし、実際は生物のほとんど全ては微生物である。

 カビもその一つ。本書では、狭義でのカビではなく、微生物全般を扱っている。

 抗生物質であるペニシリンを産生したり、麹となって醤油やら酒やら納豆やらチーズやらといった発酵食品を作り出してくれる半面、その胞子が喘息の原因になったり、水虫や陰金田虫、果ては死に至ることもある厄介なクリプトコッカス症をもたらすのもカビである。

 強靭な生命力を発揮して、プラスチックやアルミニウム、シリコンウェーハーまで食い物にしてしまう。冷蔵庫やクーラーの中でも繁殖する。余りの繁殖力の強さには、心底驚かされた。脅威の生命力である。

 このカビの仲間たちにどのようなものがおり、どれほど強力か、といったことが本書で概説されている。一度その侵入を許せば駆除は困難だ。

 恐怖を煽るばかりではなく、防除の方法も詳しく触れられている。とにかく湿気を排除、食品は長期保管することなく、定期的に処理すべきといった、ある意味常識的なことが対策の中心のようだが、そこまでしなければならない、というのが凄い。

 恐らく、これほどの生命力の強さが、海で生まれた生物を地上へ上がらせたのだろう。

 それは兎も角、本書ではカビの様々な姿が明らかにされているので、驚くことが本当に多いと思う。もちろん、ぞっとしないことも多々あるのだが、闇雲に恐れるのではなく、カビを含めた微生物たちと共存していくための手段を探ることに繋がるように思う。

 どれほど清潔志向で、微生物など居なければ良いと願っても、我々は彼らと共存していかなければならない。上記の食品関係だけではなく、人間の健康にも微生物が役に立っているという確かな証拠もある。敵を知り己を知れば百戦危うからず、というが、カビについて知る良いきっかけになると思う。
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生物・遺伝・病原体 | 2010/12/06(月) 23:56 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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