カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

876冊目 格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略
格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略
(2008/06)
ポール クルーグマン

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 著者はその才覚で知られる経済学者(将来のノーベル賞候補とも囁かれている)である。その主張は明快。即ち、今の共和党はごく一部の富裕層の利益のみを代弁する組織に成り下がっており、アメリカを良き平等の国にするためには民主党に権力を握らせて政治を変えていくしかない、ということである。

 本書に拠れば、今のアメリカの不平等性は1920年代に匹敵する、という。指標として用いられているのが、富の集中度合い。ほんの一握りの超大富豪が富を独占していることが明示されている。

 それの何が問題なのか。答えは、中産階級が壊滅する、ということにある。中産階級の崩壊は、平等意識の崩壊にも繋がり、ひいては社会不安をもたらすことになる。

 何故、富の偏在が進んでいるのか。それは、共和党が一部の特権階級に支配されているためというのが一つ。そして、もう一つの理由は、アメリカに根強く存在する人種差別にある、という。例えばアメリカは国民全員をカバーする保険が存在しないが、それは黒人への医療の道を閉ざす手段として有効だから命脈を保ってきた、と著者は指摘する。

 人種差別は、勿論あからさまに表明されるわけではない。しかし、それは政治を動かすだけの力を持っていたのだ、ということが本書で明らかにされている。

 サブタイトルから分かるとおり、アメリカのことに特化した議論が重ねられている。アメリカの病理について読みながら、どうしても近年の日本のことが思い起こされてならなかった。

 派遣切り・正社員比率低下といった労働形態の変化や、実感なき景気回復・ワーキングプアといった労働者に利益を還元しないシステムは、本書が指摘しているアメリカの病弊をなぞっているようにしか見えなかった。

 次の投票行動には、こうした不平等の是正に向けて力を尽くす存在を念頭においていこうと思う。

 ・・・・・・でも、共産党も公明党も嫌いな人にとっては投票先無かったりして^^;


関連書籍:
金で買えるアメリカ民主主義 (角川文庫)金で買えるアメリカ民主主義 (角川文庫)
(2004/03/25)
グレッグ・パラスト貝塚 泉

商品詳細を見る


アホでマヌケなアメリカ白人 (ゴマ文庫)アホでマヌケなアメリカ白人 (ゴマ文庫)
(2007/12/05)
マイケル・ムーア

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2010/10/19(火) 23:15 | Trackback:(0) | Comments:(2)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ


こんばんは.
クルーグマンは2008年に「国際貿易に関する研究」でノーベル経済学賞を受賞しています(揚げ足をとるつもりではありません).

クルーグマンは論旨が明快でよいですね.彼の得意技が「非常に簡単な仮定をおいたシンプルなモデルを作ること(wikiより)」であることを考えると納得いく気がします.
2010/10/21 木 04:22:48 | URL | simplegg #-編集
simpleggさん、ご指摘感謝です。

実のところ、経済学賞には全く興味が無かったので^^;、
フォローしておりませんでした。

きちんと調べないとダメですね。。。


>論旨が明快

確かに、読んでいてそう感じました
この本は今の政治状況をもたらしたのが人種差別意識だ、との
仮定を用いて明快にブッシュ政権末期の状態を炙りだしている
と思います。

ただ、今後の予想についてはどうか?
中間選挙では共和党有利との情報も伝わってきており、
目を離せなさそうです。
2010/10/21 木 23:44:09 | URL | Skywriter #-編集
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。