カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

875冊目 動物の脳採集記―キリンの首をかつぐ話
動物の脳採集記―キリンの首をかつぐ話 (中公新書)動物の脳採集記―キリンの首をかつぐ話 (中公新書)
(1997/05)
万年 甫

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 診断技術が長足の進歩を遂げた今となっては、生きた脳の活動を診断することが可能となっている。しかし、以前は人の脳を知るために、人間同士の脳を比較するか、他の動物の脳と人間の脳を比較する手法しか取りようが無かった。

 著者は、ひょんなことから脳研究に携わることになった研究者である。そして、脳研究を行うために、様々な動物の脳を採集するのに奔走した、という珍しい体験の持ち主でもある。

 脳を採集する、ということは、必然的に相手は死んでいるということになる。リスやネズミ、せいぜい犬・猫レベルのサイズであれば、遺体を運搬するのも楽だが、これが象やカバ、キリンといった、大きな動物ともなれば話は違ってくる。

 解体からして苦労が付きまとい、解体したら解体したで運搬の苦労が付きまとう。その苦労を、後から振り返って他人に話すと楽しめる話になってしまうから不思議だ。

 上記から明らかなように、最先端の脳科学の魅力を明らかにする、というスタンスではない。むしろ、そのような点から本を読みたいのなら、他に脳関係で優れた本は沢山ある。技術の進歩や研究の深まり等を考えれば当然だろう。著者が研究成果についてほとんど触れていないのはこうした理由に拠ると思う。

 研究にはこんな苦労が付きまとうことがあるんですよ、という苦労譚として読むと、これがまた楽しい。動物の死を前にして、その死を無駄にせず研究に活かすという理念も、例えば象の分厚い頭蓋骨をどうやってこじ開けよう、という問題の前には吹き飛びそうだ。おまけに、著者はほぼ徒手空拳、初めての動物解剖を設備もなにも無いところでやろうというのだから大変だ。

 サブタイトルになっているキリンの首を担ぐ、というのも同じような状況。ただ、こちらは脳だけではなく、首から上を動物園から大学まで運びたい、という話である。予算も限られた時代ゆえ、解体したキリンの首を徒歩と電車でなんとか運ぶ話は、こんなこともあったのかと思わされることしきり。なぜ首から上が必要なのか、という理由もしっかり載っているので、興味本位で見てみるのも楽しいと思う。


関連書籍:
パンダの死体はよみがえる (ちくま新書)パンダの死体はよみがえる (ちくま新書)
(2005/02/08)
遠藤 秀紀

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

科学者 | 2010/10/16(土) 07:11 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。