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871冊目 誰も読まなかったコペルニクス -科学革命をもたらした本をめぐる書誌学的冒険
誰も読まなかったコペルニクス -科学革命をもたらした本をめぐる書誌学的冒険 (ハヤカワ・ノンフィクション)誰も読まなかったコペルニクス -科学革命をもたらした本をめぐる書誌学的冒険 (ハヤカワ・ノンフィクション)
(2005/09/22)
オーウェン・ギンガリッチ

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評価:☆☆☆


 コペルニクスは地動説を唱え、天動説への致命的な一撃を与えた人物として知られている。当時にあって、画期的だったこの論が記されたのが、『天体の回転について』である。

 この画期的な本を、”誰にも読まれなかった本”と酷評したのはアーサー・ケストラー。さもありなん、この本は、読み物として読めるのは最初の5%程で、残りは計算などの、地動説を裏付ける数学的な根拠が記されていたというのだから。

 ところが、著者は『天体の回転について』の初版本の中に、最初から最後までびっしりと書き込みがされているのを発見する。この発見は、著者をコペルニクスの初版本巡りというとんでもない旅に導くことになってしまった。

 まだ分厚い鉄のカーテンが下りていた向こう側のソ連や中国にまで調査の手を伸ばした結果、ケストラーの言い分が誤っていた事がはっきりする。コペルニクスの本は、決して誰にも読まれたかったわけではない。知的興奮の本として、初期の天文学を発展させた人々らに広く読まれていた。

 初版本を読んだ人々の名前がまた豪華で、血液が循環していることを発見したウィリアム・ハーヴェイや、天文学の分野で名を残すティコ・ブラーエにヨハネス・ケプラー、地図の表し方にその名を残すメルカトルら、錚々たる名が連なる。どうして彼らが本を所有していたのかは、著者の探求の中で明らかにされていくのだが、その過程が面白い。書き込みの筆跡を追い、内容を追う。しかも、その前段階として世界中の初版および再版を探し出す。

 稀覯本から見えてくる世界、というのが実に面白かった。また、古書市場での相場など、一冊の本が天文学額的な数字になっていくのも、外野としては面白い。私個人としては、本の内容にしか興味が無いので、熱意は分からなかったが。それでも、一冊一冊手作りだった時代の美しい装丁については見てみたくなってしまったので、古書の魅力恐るべし、といったところか。


※10/6 地動説と天動説とを取り違えていたのを修正。Lixさん、ご指摘深謝します。
 ・・・・・・なんでこんな間違いをしちゃったんだろう。。。


関連図書:
古書店めぐりは夫婦で (ハヤカワ文庫NF)古書店めぐりは夫婦で (ハヤカワ文庫NF)
(1999/09)
ローレンス ゴールドストーンナンシー ゴールドストーン

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科学者 | 2010/10/04(月) 22:43 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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こんばんは
>コペルニクスは天動説を唱え、地動説への致命的な一撃を与えた人物
>天動説を裏付ける数学的な根拠

唱えた説と一撃をくらった説が逆です。
地動説の裏付けです。
2010/10/06 水 18:32:52 | URL | LiX #EBUSheBA編集
Lixさん、こんばんは。
ご指摘、感謝です。早速修正致しました。

しかし、なぜこんなミスを犯してしまったか、我ながら情けないです。。。
2010/10/06 水 23:46:09 | URL | Skywriter #-編集
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