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評価:☆☆☆


 ご存知”チームバチスタ”シリーズの4作目。

 不定愁訴外来責任者にしてリスクマネジメント委員会委員長にして、万年講師の田口は厚生省の会議に呼び出される。勿論、田口を指名してきたのは医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長・白鳥。

 何故彼は田口を指名してきたのか?会議の目的は?その謎が解き明かされたとき、田口先生はとっても面倒くさい事態に巻き込まれてしまっていたことに気付くのだった。

 と言った感じで物語りは進む。ミステリの要素はすっかり影を潜め、著者の持論であるオートプシー・イメージング(Ai)を用い、不審死については原因を究明すべきだ、という主張が中心に据えられている。

 本書で克明に記される、不審死に対する行政取り組みの異常なまでの甘さは、一般人としても疑問を感じずには居られない。時津風部屋のリンチ殺人事件で、医師が心不全と診断したのを警察が虚血性心疾患に変更して発表し、後に遺族の奔走によって殺人であったことが判明したことは記憶に新しい。この事件など、遺族が警察発表を信じてそのままにしていれば、リンチの事実は明らかにされることはなかった。

 こんな事件があったのも、検死の体制が一部の都市にしか存在しないからである。予算やらなにやらの絡み、人手不足、色々と言い訳はあるが、それにより犯罪が看過されているのは間違いない事実だろう。本書では、現行の枠組みを愚直に守ろうとする官僚や御用学者らが一刀両断されている。そのぶった切りに溜飲が下がる点はあるが、はて、小説として成功しているかというと、やや疑問を感じた。

 田口・白鳥という魅力のあるキャラクターを使った社会小説になっており、彼らのファンは楽しめるかもしれない。一方で、本書の主張は既に『死因不明社会』で述べられていたものと同じであり、主張の目新しさは無い。やや特異なキャラクター小説になってしまっている気がしてならなかった。次回作はミステリに回帰して欲しいと思う。
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推理小説 | 2010/08/20(金) 23:53 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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