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853冊目 大列車強盗
大列車強盗 (ハヤカワ文庫 NV 256)大列車強盗 (ハヤカワ文庫 NV 256)
(1981/07)
マイクル・クライトン乾 信一郎

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評価:☆☆☆☆☆


 クリミア戦争の兵士への俸給として輸送される12,000ポンドの金塊を輸送中の列車から強奪せよ。

 物語はエドワード・ピアースが鍵と金庫破りの専門家ロバート・エイガーと組むところから、強盗に向けて話が動き出す。ダイナマイトが発明されていないこと、ダイヤル式の鍵がまだ発明されていないことから、金庫をこじ開けるのは困難で、鍵を盗み出すしか方法が無い時代。ここにエイガーの重要性が出てくる。

 二人が組んだところからピアースの繊細にして緻密な計画がスタートする。固く守られた金庫の鍵を手に入れ、列車の護衛をやり過ごし、金塊を手に入れ、捕まらないように脱出しなければならない。目的を達するため、様々な技能を持つ悪党たちと共同しての大胆な犯行が行われることとなる。

 SF作家として知られるマイクル・クライトンが、ヴィクトリア女王治下のイギリスで起こった強盗事件を書く、というそのこと事態に、まずは驚かされる。

 実在の事件を元にした小説ということだが、事件だけでは無く、社会の隅々まで描き出そうとする著者の努力には本当に驚いた。例えば、解剖が違法だった時代、少なからぬ医師は墓から死体を盗み出しては研鑽を積むために解剖を繰り返していた。そこには死体集めの仕事が発生していたのだが、丁度この頃に法律が改正されて解剖が許されるようになっている。本書に出てくる悪党の中には、かつてこの死体運びに携わっていた人物が居る。立派な歴史小説にもなっているのが魅力の一つだろう。

 細部に至るまで妥協の無い調査に基づいていることが本書に重厚感を与えていると思う。いつの間にか、どうやってこの困難な犯行をやり遂げるのかとハラハラしながら読んでいた。こうした緻密な小説、好きだなあ。
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未分類 | 2010/08/18(水) 22:17 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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