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850冊目 太陽王 武帝
太陽王 武帝 (徳間文庫)太陽王 武帝 (徳間文庫)
(2002/12)
伴野 朗

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評価:☆☆☆☆


武帝には幾つもの幸運が付いて回った。帝位継承の順位は高くなかったにも関わらず、後宮内の権謀術数の結果として即位できたこと。その前の文帝・景帝が派手な外征や建築事業を行わなかったために、思ったとおりに使うことができる財貨が溢れていたこと。

 その幸運を、武帝は外征に向ける。匈奴相手に攻勢に転じた結果として、衛青や霍去病の活躍、蘇武と李陵の悲劇、李広利遠征による汗血馬入手、張騫の苦難の旅等、手に汗を握る活動的なシーンが増える。地味な文帝、景帝とは随分と雰囲気が違う。史記を著した司馬遷が同時代人ということも、リアルさを与えている影響もあるかもしれない。

 皇祖劉邦が匈奴に大敗して以来、漢はずっと匈奴にへりくだった態度を取ってきた。そこを逆転させた点で、武帝の時代が漢における最盛期をもたらした、と言って良いだろう。

 栄光の一方で、影もまた深い。将軍、宰相たちは次々と死を与えられた。外征に加え、国内の巡遊で資産を食い潰し、怪しげな術士を頼っては失敗を繰り返した。極めつけは、皇太子を死に追いやった巫蠱の獄だろう。

 本書はこの輝ける時代を現出させた武帝の、その即位に至る事情から、匈奴との戦いを経て、失意を味わいながら死を迎えるまでを丁寧に追いかけている。栄光から一転、迷信に惑わされる姿に悲しさを覚えずにはいられなかった。

 実際のところ、私は武帝を名君としては評価していないのだが(^^;)、それでも武帝の時代が関心を引き付けるのは実感する。良くも悪くも漢の栄光の時代を見るにはうってつけだろう、尚、先日紹介した『霍光』は本書の続編的な時代を扱っているので、武帝に興味がある方にはお勧めできる。


関連書籍:
霍光 (徳間文庫)霍光 (徳間文庫)
(2004/04)
塚本 青史

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その他小説 | 2010/08/11(水) 22:41 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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