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832冊目 皇妃エリザベート
皇妃エリザベート (集英社文庫)皇妃エリザベート (集英社文庫)
(1996/01/19)
M・V・インゲンハイム

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評価:☆


 ご存知ではないでしょうか、シシィと呼ばれた皇妃エリザベートのことは。今でもオーストリア・ハンガリーで愛される、数奇な運命を辿り、悲劇的な最期を迎えた女性である。宮廷では蔑まれがちだったのは、堅苦しい儀礼を嫌ったから。シシィの挑戦に、読者はどきどき。

 ええと、ここまでの文章でうんざりした人は、何があっても絶対に本書をよんじゃダメです。はっきりいって、この本は丸々一冊、上記のような鬱陶しい文章が続きます。

 エリザベート個人には魅せられる点が幾つもあったのに、文章が酷いので、読む気力がどんどん失せていくのが実感できた。要因は恐らく二つ。一つは倒置法であり、もう一つは体言止め。どちらも、単発で使われるなら悪くないと思う。しかし、毎ページ出てくるという頻度はどうだろう。

 評価の全ては訳者にかかっている。エリザベートには興味が沸いたが、このシリーズは二度と手に取ることはない。



 という、文章を離れたところで論じてみる。

 シシィは、今に至るもオーストリアおよびハンガリーで愛されている。彼女は事実上オーストリア帝国のラストエンペラーとなったフランツ・ヨーゼフに見初められる形で皇后になる。しかし、自由を愛したシシィは、宮廷作法に煩い義母たちと衝突し、オーストリアよりもむしろハンガリーに居ることを好んだ。オーストリアの支配を嫌うハンガリーの人々からも彼女が愛される所以である。

 本書では、彼女の幼年時代から、結婚・出産を経て皇后としての地位を確立していくところまでを描いている。後半生は不幸が続くので、前半で終わっているのは読者にとっては少し安堵がある。ともあれ、他国に嫁ぎ味方は夫だけ、それも執務が忙しく滅多に会えないとなれば彼女の苦労は大変なものだっただろう。

 加えて、門閥貴族たちが作り上げた複雑怪奇な典礼のルールに縛られていたとなれば、10代後半の女性にはかなり厳しい生活だったのは想像に難くない。そのため、どうしてもしきたりに煩い義母のソフィーとは対立がちだった。義母がシシィを追い詰めた悪役にされてしまっているのは双方にとって不幸だったといわざるを得まい。

 それでも、時には逃げながらも自分らしさを出していったところが彼女の強さであり魅力だと思う。彼女の人生はなかなか面白そうなので、機会があれば別の本を読んで見たいと思う。


 余談だが、東欧に出張へ行ったとき、オーストリアでもハンガリーでもみやげ物の包装にはシシィが描かれていることが実に多かった。その理由の一端に触れられたことは、個人的に嬉しかった。
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その他小説 | 2010/06/19(土) 23:53 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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