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831冊目 霍光
霍光 (徳間文庫)霍光 (徳間文庫)
(2004/04)
塚本 青史

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評価:☆☆☆☆


 渋い。渋すぎる。何がって、霍光である。

 霍光が活躍したのは、漢の武帝の治世後半から昭帝・宣帝にかけての時代である。武帝光も影も巨大な君主だ。光は衛青霍去病といった名将が赫々たる武勲を挙げ、漢の威光を輝かせた。これら外征を支えたのは、武帝に至るまで平和を享受する中で蓄えた資産だった。だが、派手な軍事行動で経済的に困窮し、治世の後半では社会矛盾が大きくなってくる。

 特に、肥大化した宮廷では陰謀が張り巡らされ、皇太子劉拠巫蠱の獄で死に追いやられるなど混乱が続く。武帝の迷信狂いと女狂いが、影を色濃いものにしていくのである。その武帝亡き後、帝位を継いだのは昭帝。即位当時わずかに8歳だった。その後見人に命じられた一人が霍光である。(他の2名は金日?(きんじつてい)と上官桀(じょうかんけつ))

 武帝時代に名を為し、昭帝時代以降に最高権力を握ったのが霍光だった。畢竟、物語は華々しい軍記ものからは離れ、政治劇になる。陰謀とその帰結などは実に丁寧に描かれており、虚構の人物の絡め方も上手いと思う。

 しかし、どうにも淡々とした雰囲気過ぎる。『王莽』のときにも同じように感じたのだが、野望に身を焦がす男の姿が見えてこない。特に、当初は盟友だった上官桀との血で血を洗う抗争が淡々としているのはちょっとどうかなあ。

 それでも、『王莽』と比べると遥かに面白い点が多い。やはり、陰謀が大掛かりになっているところと、栄光と挫折の対比が素晴らしいところか。王莽にはなんというか、光の部分が無いので。(王莽が英邁な君主にされちゃってたら、それはそれで面白いかもしれないけど歴史小説としては”無し”でしょうね)

 なお、蘇武李陵が活躍、史記を著した司馬遷が宮刑に処されながらも膨大な著作を完成させたのもこの時代であるため、登場人物はやたら豪華なのが嬉しい。李広利のフェルガナ遠征等も、この時代に興味がある方にはたまらない話題だろう。

 欲を言えば、霍光の死で終わるのではなく、エピローグでも良いからその後の霍一族について触れて欲しかった。暗い話になってしまうけれども・・・・・・
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その他小説 | 2010/06/14(月) 22:17 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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