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宮部 みゆき

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(2002/09/10)
宮部 みゆき

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評価:☆☆


 宮部みゆきは、面白い本も書くけど地雷も多い。これは地雷。

 彼女は超能力が好きで、しょっちゅうこれを取り上げる。ところが、そうなると私にはもう雰囲気が合わなくなってくる。超能力を有りにしたら、反則が無くなっちゃうぢゃないか。というわけで、超能力が出てくるのは地雷が多いわけです。Trickみたいに、どう見ても超能力っぽいのに実際はトリックが使われていた、という方が100倍は面白いと思う。

 それはともかく、本書は法に守られている悪を倒すのは正義かというのがテーマになっている。孤軍奮闘するのは、主人公で発火能力を持つ女性。で、このヒトが正義の為なら~た~め~な~らば~といった感じで悪人を焼き尽くしていくのですが、その未来や如何に?

 って書くと、ブラックエンジェルズみたいですね。やっているのは変わらないので、それで溜飲を下げられるかどうかで好みが分かれると思う。

 包容力のある人物を書かせたら上手い著者なので、魅力的な登場人物が居るのが救いだけど、正直、余りお勧めはできない。超能力が好きで、人情的な小説が好きで、なおかつ勧善懲悪が好きなら読んでも悪くないかも。
 それにしても、超能力を操る主人公は、ギリギリ、ドレッドノート級戦艦も裸足で逃げ出してもおかしくないまさしく超弩級ギリギリで許されるかもしれない。

 でもさあ、超能力を操る人たちが秘密結社的なアレを作っていて、それが権力内部に浸透しているとか何とかっていう設定は、余りと言えば余りに痛いんじゃないかなあ。エンタープライズが艦載機をポロポロ海に落っことしながら逃げていくくらいのレベルですよ。ええ。中二病丸出しで、多分、新人賞狙いの無名なヒトが書いていたら編集者に鼻で笑われてお仕舞いっぽいノリ。

 世界観がもうアレでアレでどうにもならないのに、それでも読ませるのは凄いとは思う。
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推理小説 | 2010/05/28(金) 23:26 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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お久しぶりです。

私も、この『クロスファイア』はあまりオススメできないです。

 超能力もの=中二病
というのはどうかと思いますが。
そもそも、「中二病」というのをさかんに使っている方々からして、「少し斜に構えてものを見る自分」に酔っていらっしゃる「高二病」患者に思えてしまいますので、私はこの言葉が好きじゃありません。

娯楽作品というのは、物語内で整合性がとれているなら荒唐無稽な力の持ち主がいても別に問題はないと思うんですがね。

閑話休題。
宮部みゆきは時代小説は非常に良いのですが、他の作品は当たり外れが大きすぎる気がします。超能力ものなら『鳩笛草』とか『蒲生邸事件』とかは良い出来だと思うのですが、『クロスファイア』はことのほかアラが目立っています。

また、彼女の文章力というか筆力自体も結構微妙な気がします。ライトノベル作家と比べても彼女よりも精妙な文章を書く・・・かどうかはともかく彼女程度の文章力があるラノベ作家は、私が知るだけでも5人は下りません。
「ラノベと一般小説の違いはレーベルとイラストの有無」
だというのが私の感想なのですが、宮部みゆきや恩田陸はそれを体現していると感じる次第です。

・・・まぁ、宮部みゆき作品も恩田陸作品も大好きですけどね(^^;
2010/05/30 日 21:58:54 | URL | オジオン #-編集
オジオンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

> 超能力もの=中二病
> というのはどうかと思いますが。

すみません、意図が上手く伝わらなかったようです。
私も超能力が扱われること自体は、(好みではないとは言え)問題だとは思いません。

むしろ、「権力構造の奥深くに入り込んだ闇の組織」、詰まるところは陰謀論で取り上げられるフリーメーソンのようなものが出てくると、唖然とせざるを得ないと思うわけです。
今時、権力と結びついた秘密結社って、た×出版じゃないんだから、と。

しかも、この世界ではそれなりに超能力者が存在するわけで、それなのにその事実がほとんど全く知られていないことには無理がありすぎると思います。
これはオジオンさんが仰る、整合性に絡む問題かと思いますけれども。


>「中二病」

実のところ、私もこの言葉は好きではありません。
が、余りにもアレな設定でしたので、腹が立ってつい使ってしまいました・・・・・・。


>荒唐無稽な力の持ち主

ファンタジーなんかはまさにこの世界ですし、それなら私も楽しめるのですが、世界との整合性を考えずに超能力を持ち出していること、しかも超能力はネタに過ぎず必然性が無いこと、が本書を残念なできにしてしまっているように思いました。


> 宮部みゆき作品

あ、『鳩笛草』は良いのですが、『蒲生邸事件』はちょっと・・・・・・。
『クロスファイア』もそうですけど、昔は人々は純真で平和で、みたいな、背中がむず痒くなるような雰囲気が感じられてダメでした。
この辺りは完全に好みの問題でしょうね。

私は、『レベル7』、『火車』が好きです。
あのレベルを期待して読むから、余計落差が感じられるのかも・・・・・・。

>「ラノベと一般小説の違いはレーベルとイラストの有無」

あはは。言いえて妙ですね。
ラノベと思って読めば腹も立たなかったかも知れません。
・・・・・・整合性のところでダメかな、やっぱり^^;

本を読める時間も有限ですから、どうせ読むなら面白い作品に巡り会いたいものです。ラノベでも、ミステリでも、ノンフィクションでも。
というわけで、面白そうな本を漁りに、またオジオンさんのところにもお邪魔しますので、その際にはよろしくお願いします。
2010/06/01 火 00:03:06 | URL | Skywriter #-編集
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