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805冊目 インカに眠る氷の少女
インカに眠る氷の少女インカに眠る氷の少女
(2007/01/31)
ヨハン・ラインハルト

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評価:☆☆☆☆


 スペイン人の征服者(コンキスタドール)によって滅ぼされた、インカ帝国。この高地に栄えた帝国は黄金文明に加え、人身御供という血生臭い儀式でも知られている。生贄に供されたのは、15歳以下の少年少女だった。子供たちは、標高6000メートルを越える高地で、生きたまま神に捧げられたのである。

 本書は、これらの少年少女たちの凍結ミイラ発見の物語である。

 そもそも、凍結ミイラの発見自体が容易なことではない。標高6000メートルを越えるということは、高山病や雪・風といった低温という、発掘困難な環境を意味する。加えて、発掘するための道具を引っ張り上げ、発掘品を持ち帰らなければならない。高地考古学は、歴史学の中でも最も過酷な学問分野である、と言っても過言は無いだろう。

 著者は1980年以降、20年以上もアンデスで研究を続けてきた人物。たまたま趣味で山登りをしていたときに、少女の凍結ミイラを発見する。火山の噴火により地表に現れたらしい。放置するわけには行かない。太陽熱で痛んでしまう可能性も有るし、盗掘者に見つかれば何処かへと姿を消し、二度と研究対象となることは無いであろう。

 そこから奮闘が始まる。まずは、凍れる少女を山から下ろすこと。その研究を進めるのと平行して、その他にも凍結ミイラが無いか探すこと。

 研究の模様が学問と冒険の融合にあるようで、読者としては楽しく読めるが、苦労が偲ばれてならない。次々と発見される貴重な遺物、凍結ミイラ。加えて、学者間の軋轢や主導権争いなどの問題も絡んでくる。それにより、人間ドラマにもなっているのが興味深い。

 一方で、研究によって明らかにされた成果は余り記されていない。まだまだ研究が進んでいない状況で書かれているためであるが、そこが少し残念であった。オーストリアとイタリアの国境付近で発見された男性の凍結ミイラについては、『5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎』でその成果が詳しく記されていたので、落差が大きいように思われた。

 研究が進み、インカに光が当てられる日が来るのが楽しみになった。


関連書籍:
5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎 (文春文庫)5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎 (文春文庫)
(1998/01)
コンラート シュピンドラー

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その他歴史 | 2010/04/07(水) 23:02 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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