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787冊目 カラスはどれほど賢いか―都市鳥の適応戦略
カラスはどれほど賢いか―都市鳥の適応戦略 (中公文庫)カラスはどれほど賢いか―都市鳥の適応戦略 (中公文庫)
(2003/06)
唐沢 孝一

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評価:☆☆☆☆☆


 カラスは賢いとは良く言われることだ。曰く、人の顔を覚え、悪戯すると復讐される。曰く、罠のようにカラスを害そうとするものにはすぐに気がついてしまう。また、その賢さ以上に生ゴミを漁る害鳥としての印象も強い。

 ところが、一歩引いて考えてみると、我々は余りにもカラスについて知らないことに気づく。

 生ゴミを漁る以外の時間、カラスは何をしているのか。都会に住み着いているカラスはどんな種類なのか。夜はどこで寝ているのか。群れで行動するのか。望んでとは言えないにしても身近な生物だというのに。

 カラスに魅せられた著者が、カラスについて何が分かってきたのかを驚くべき生態を交えながら語っているのが本書。本書を読み進めるにつれ、印象よりもずっと頭が良く、興味の尽きない生き物だと思うようになった。

 人間との付き合い、都会に住むに当たっての適応もそうなのだが、とりわけ興味を引かれたのは、彼らの脳細胞のネットワーク密度は鳥類は愚か、人類をすら越えているというところ。本書でも紹介されている、カラスが遊びをするというのは、この脳の発達と関係があるのかと思いながら読んだ。

 カラスの生きる姿そのものも興味をそそられるのだが、本書の魅力を高めているのには、研究を進めるに当たっての苦労話が面白いことも忘れてはならないだろう。著者はカラスの研究で生活の糧を得ているのではなく、本業の勤めを持ちながら趣味として研究を進めている。それゆえの苦労もあれば、相手がどこへでも飛んでいってしまうが故の苦労もある。

 カラスのねぐらを探る際、顔を覚えられないようにと目深帽を被りながら深夜路上に出れば職質に逢う。とりわけカラスに発信機を付けようとして機動隊に警戒されたとのエピソードは、ついつい研究に一途な研究者を見舞った意外な展開のシーンが脳裏に浮かんでつい笑みが浮かんでしまった。

 カラスの姿にも研究者の姿にも面白さの感じられる、優れた本だと思う。カラスにはまだまだ分からないことが多いようなので、新たな知見が加わるのが楽しみである。生物は奥が深いと改めて思わされた。
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生物・遺伝・病原体 | 2010/02/24(水) 22:37 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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