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773冊目 女という病
女という病 (新潮文庫)女という病 (新潮文庫)
(2008/02)
中村 うさぎ

商品詳細を見る


評価:☆☆


 本書は『新潮45』に連載されていた記事を集めたもので、その記事は以下のような趣旨であった、という。

被害者・加害者を問わず、「女」が主役と思われる事件を取り上げて、そこに渦巻いている「女の自意識の問題」すなわち「女という病」を解析していこう、という趣旨
P.3 前書きより


 取り上げられているのは、ツーショットダイヤルで知り合った若者に殺害された医師の妻、三角関係のもつれの挙句に親友をバラバラにした看護婦(この事件はそれだけの話ではなさそうだが)、人気同人作家として名を馳せながら風俗嬢としても生きた謎めいた女性、などなど。これらの事件に現れた女性の、女性だから事件に巻き込まれるようになったであろう背景を中村うさぎが解いている。

 ジャンルとしてはドキュメンタリーを名乗っている。しかし、それにしてはどうにも著者の主観が前面に押し出されているように思われてならなかった。

 ノンフィクションやドキュメンタリーを名乗りたいのであれば、主張の裏にはそれなりの根拠が必要なのではないだろうか。自分の勝手な思い込みで多様な他者を分析しようとした精神分析が悲惨な失敗に終わったのが好例だろう。(精神分析を受けた人の治癒率は自然治癒率より低い)

 現実の世界、あるいは現実の人間をきちんと解析したいのであれば、多くの類例を取り上げたり(=統計的な処理)、脳科学や心理学(=還元主義)といった手法を取らなければ説得力が無い。

 本書では全くこのようなことが行われていないので、ドキュメンタリーにしては主観的に過ぎる。なので、中村うさぎという、ある点で破綻した性格の女性の目を通して解釈された人物像を楽しめるかどうかがポイントになるだろう。従って、中村うさぎの感性や個性に興味がある方には向いているが、硬派なノンフィクション読者には余り向いていないと思う。

 私としては、事件に関わることになった女性の姿を通しての中村うさぎの意見に賛同できるところもあれば、こういう見方があるのかと思わされることもあった。「女の自意識の問題」を抱えている身であれば、もっと楽しめたかもしれない。
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エッセイ | 2010/01/23(土) 15:47 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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