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772冊目 検屍官
検屍官 (講談社文庫)検屍官 (講談社文庫)
(1992/01)
パトリシア コーンウェル

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評価:☆☆☆☆


 バージニア州リッチモンドで、数ヶ月の間に次々と女性が快楽殺人の犠牲になる事件が発生する。被害者は職業や居住地、外見に至るまでバラバラで、互いに面識もない。快楽殺人のパターンからは外れている。

 しかし、残忍な犯行のには決定的なパターンがあった。被害者は一人暮らしの女性で、土曜日の早朝に強姦された上で殺害されている。しかも、手足を緊縛された状態で。

 事件に挑むのは離婚暦のある女性検屍官、スカーペッタ。使われ始めたばかりのDNA鑑定などの手法を駆使し、事件の全貌に迫る。

 本書に描かれる犯人像は、343冊目で紹介した『シリアル・キラー―心理学者が公開する殺人者たちのカルテ』に詳しい。即ち、テッド・バンディヘンリー・リー・ルーカスエド・ゲインといった大量殺人犯である。そして彼らの名前は本書にも登場する。

 恐るべきことに、人類のおよそ1%は、自らの利益のために他人を利用することをなんとも思わない、という。この事実は『戦争における「人殺し」の心理学』などで知ることができる。彼らが戦争の英雄になるか、忌むべきシリアル・キラーになるか、その違いは余りにも大きすぎる。

 こうした事実に触れながら小説が進んでいくので、アメリカのシリアル・キラーについてある程度の情報があった方が世界に入り込めるように思う。

 著者は元々警察担当記者として犯罪に関する情報に多く触れており、その後には検屍局でプログラマーをしていたという。その経歴を余すところ無く活かしきっているのが本書の魅力だと思う。

 捜査が遅々として進まない間にも繰り返される惨劇、必死に犯人を追う主人公。そして最後、犯人の尻尾を掴むところまで一気に読ませる。主要なミステリー新人賞を4つ、総なめにしたというのも頷ける作品。



関連図書:
FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)
(2000/12)
ロバート・K. レスラートム シャットマン

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戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)
(2004/05)
デーヴ グロスマン

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シリアル・キラー―心理学者が公開する殺人者たちのカルテシリアル・キラー―心理学者が公開する殺人者たちのカルテ
(1996/01)
ジョエル・ノリス

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 それにしても、1/4くらい読み進めたら最後のシーンが露骨に分かってしまうのは、パターンの美学というか、そうしないと売れないのか分からないが、ちょっとだけ残念だった。アメリカの作品で、こういう事件ものの最後は必ず”ああ”だからなぁ・・・・・・。
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推理小説 | 2010/01/20(水) 23:23 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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わたしもこの本、先週読みましたー。ミステリ的には「40代の美人」という設定は結構めずらしいかも、とか、コンピュータの描写が昔っぽくていいなーとか、若干Skywriterさんと楽しむところが違ったかもしれませんが;。
これが作者のミステリデビュー作なので、まあ筋はこんなものかなあと思いましたです。
2010/01/21 木 23:04:24 | URL | Chie #n1FhQnms編集

Chieちゃん、こんばんは。
こんな古い本でニアミスするなんて珍しいですね^^

私としてはDNA鑑定でわざわざ説明を入れなければ陪審員に分かってもらえない、なんてくだりが時代を感じさせてくれました。
この世界は本当に日進月歩ですから。

「40代の美人」という設定に無理が無いのがまた良いですね。
続編以降も読んでみようかしらん。
2010/01/23 土 22:32:23 | URL | Skywriter #-編集
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