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767冊目 曹操残夢―魏の曹一族
曹操残夢―魏の曹一族 (中公文庫)曹操残夢―魏の曹一族 (中公文庫)
(2008/05/23)
陳 舜臣

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評価:☆☆☆


 前にも書いたとおり、三国時代は戦争の時代である。戸籍上では後漢末に5500万人を越えていた人口が、三国時代末期にはおよそ820万人と、約1/7になっているのだ。中央政府の統制が緩んだことで把握されなくなった人々が居ただろうことを考え合わせても、庶民にとっては過ごし難い時代だったに違いない。

 いや、貴人になっても油断は出来なかった。董卓の暴虐が去った後も、宮廷内では陰謀が巡らされて多くの人びとが命を奪われていった。殺された中には魏の3代目皇帝、高貴郷公・曹ボウも含まれる。ただ、蜀だけは血生臭い話が少ない特筆ものだろうか。(重臣の法正がいくらか血生臭い話を残したようだが)

 そんな過酷な時代を感じさせない作風が、著者の魅力であろうか。架空の人物、大胆な設定で、著者独自の世界を築きあげている。

 例えば初代皇帝・曹ヒは皇族を冷遇し、とりわけ後継者争いでライバルだった曹植を排斥した。しかし、視点を変えて曹ヒはあくまで曹植を愛していたとする。皇族に力を与えないというのは曹操以来の伝統、と解釈する。また、曹ヒは妻シン氏を、2代目の明帝・曹叡は妻毛皇后にそれぞれ死を賜っているのだが、本書では彼女らは密かに生きており、山陽公(後漢の献帝)と暮らしている。

 この山陽公の周りと曹植にかなり光が当てられており、彼らを中心に曹操の死から晋による統一までが語られている。曹植死後は随分と駆け足の感があるが、こうして三国時代を終わりまで仕上げているのは嬉しい。

 戦闘シーンをあっさりと片付ける傾向があり、それが過酷な時代を感じさせない一助になるだろうが、三国志演義の魅力の一つは血湧き肉踊る一騎打ちにあるだろうから、その点は評価が分かれると思う。魅力は少なからずあるのだが、正史の正統的な解釈からは外れる点も多いので、いきなり著者の本を読むのはあまりお勧めできない。
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その他小説 | 2010/01/09(土) 22:21 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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