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748冊目 外交敗戦―130億ドルは砂に消えた
外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫)外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫)
(2006/06)
手嶋 龍一

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評価:☆☆☆☆☆


 フセインが電撃の如くにクウェートを占領したことに端を発する湾岸戦争。知っての通り、日本は総額130億ドルもの国家予算を投じた。

 先進諸国中、唯一増税に踏み切ってまで実施したこの資金援助は、しかし冷笑しか招かなかった。これも広く知られているように、戦後にクウェートが感謝を捧げた国のリストから日本は漏れていたし、資金援助をした最大の相手国であるアメリカともむしろ距離感の遠さが感じられるようになったほどだった。

 なぜこのようなことになったのか。本書は資金援助がなされるまでの流れを丁寧に追いかけることで、答えを見出している。

 理念が無く後手に回る外交、予算配分権を握る大蔵省による二元外交。これらがどれほど湾岸での対応を誤らせたかを克明に描く重厚なノンフィクション。非常に冷静な筆遣いで当時を蘇らせることに成功している。

 湾岸戦争が余りにもアメリカ側のワンサイドゲームだったことから誤解しがちだが、当初はフセインがサウジアラビアを席巻する脅威が現実のものだったこと。イランの動向が焦眉の問題だったときに日本のインテリジェンスが大きな役割を果たしたこと。それらが明確にされているのは価値が高い。

 現在もきしみをたてている日米同盟のあり方を含めた日本の外交や、国際問題への取り組み方など、示唆する内容の多い本だった。この重みを十分に受け取る人が多いと良いのだが、と思わずに居られない。
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ノンフィクション | 2009/11/18(水) 23:01 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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