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746冊目 それからの三国志
それからの三国志それからの三国志
(2009/06/01)
内田 重久

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 ”それから”の三国志。このタイトルは本書の内容を端的に言い表している。なにが”それ”に当たるのかというと、諸葛亮の死である。

 秋風の吹く五丈原での諸葛亮の陣没は、確かに三国時代の一つのターニングポイントではある。しかし、234年の諸葛亮の死の後も三国鼎立は続く。蜀滅亡は263年、魏滅亡は265年、呉滅亡は280年。約50年ほど、三国志の時代が続いてく。それなのに、巷で話題になるのは五丈原に星が墜ちたその時までで、後はとって付けたおまけみたいな扱いである。

 血湧き肉踊るような、豪傑猛将の活躍は確かに無い。それでも、各々の国に仕える文官武官は国を盛り立てようと苦心していた。本書が焦点を当てるのは、諸葛亮の遺志を継ぎ、中原回復を目指す蜀将・姜維である。読者は姜維を通し、蜀の滅亡と、その直後の成都混乱の模様を目の当たりにすることになる。

 元々が姜維について書こうとしたというだけのことはあり、呉の事情には余り触れられていない。例えば、孫権の後継者を巡る争いである二宮の変は無視されている。呉政権の性格を物語る事件なだけに、触れられていないのは惜しい。

 加えて、著者が小説家ではないことから、構成や見せ方に、多少の疑問がないわけではない。私としては、著者の主観を述べたところはきちんと主観であると明記しているのは好感を持つ。しかしながら、それがために物語が脱線してしまい、ストーリーに引き込まれる機会が減っているのが実に残念。
 
 諸葛亮死後の流れについては本書一冊で抑えることができる。魏の文化、司馬氏のクーデターなど、広く読まれている吉川栄治や横山光輝などの三国志では触れられていないことが詳細に書かれているのは魅力が大きい。

 上記のとおり、満点の小説とは言えないと思う。それでも諸葛亮亡き後の歴史を上手くまとめ、文化面からも考察を加えて三国末期の歴史を蘇らせたことの価値は非常に高いのではないだろうか。三国志ファンなら読んで損することはないだろう。
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中国史 | 2009/11/12(木) 23:40 | Trackback:(0) | Comments:(4)

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お久しぶりです。
先を越されてしまいました~

実は、昨年に読み終えていたのですがダラダラしていたら結局そのまま放置状態に・・・

レビューにある様に「諸葛亮死後の三國志」というだけで無上の価値を認めてしまいそうになります。それだけ稀少です。蜀にかぎっても、諸葛亮死後の漢中政権(蒋エン)と成都政権(費イと姜維)の緊張関係とか、ネタにしようと思えばいろいろとあるのですが、結局「売れない」のでしょうね。

諸葛亮死後の三國志ものということで「後三国志 天道の馭者」(学研M文庫)とかをご紹介したいのですが、Amazonでは酷い有様に・・・ やっぱ、発行部数が少ないのでしょうね。
2009/11/15 日 22:32:33 | URL | オジオン #-編集
オジオンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

やっぱり既に読んでいらっしゃったのですね。

>「諸葛亮死後の三國志」
蜀に限らずとも話題がなかなか出ませんよね^^;
曹ボウの弑逆事件やら二宮事件など、明るくない話題も多いし・・・・・・

うーん、売れない理由が分かるだけに何も言えなくなってしまいますね。


>「後三国志 天道の馭者」
こちらは存じ上げませんでした。
機会を見つけて手にとって見たいと思います。

それにしても、やっぱりオジオンさんは私にとって歴史分野の先達ですね。
他にも色々教えて頂けると幸いです。
2009/11/18 水 23:11:24 | URL | Skywriter #-編集
おんなじ文芸社の本に『孟獲と孔明』っていうのがありましたよ。主役は、まさかの孟獲! ありえないでしょ?
2013/06/19 水 20:47:14 | URL | rentarou #wDWmQWmo編集
rentarouさん、情報ありがとうございます。

>『孟獲と孔明』

こ、これは将に誰得の1冊ですね。。。
マニアック過ぎです(笑)

孔明神話じゃないなら面白そうですけど商業ベースには乗らないでしょうし、
神話だとマニアには面白く無さそうでハードル高いですね(笑)
2013/06/19 水 21:53:36 | URL | Skywriter #-編集
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