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745冊目 おまえが若者を語るな!
おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)
(2008/09/10)
後藤 和智

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評価:☆☆☆


 若者論は、常に年寄りから若者への侮蔑の念からなっている。太古、メソポタミアからも最近の若者はなっとらん、という落書きが見つかる通り、社会は常に若者を嫌っている。

 その一例として、日本においては明らかに減少している未成年者の犯罪が、なぜか増加と報じられる。何故か。新聞を読む層=年寄りに迎合するにはそれしかないからだ。マスメディアだって平気で嘘をばら撒く。評論については述べるまでもなかろう。

 本書はそんな巷に流布する若者論をばっさりと切り捨てる。そりゃあもう斬って斬って斬捨てる。その斬りっぷりは小気味よくなるのは否定しない。

 ただ、批判対象の文章を全て読んでいない読者には、著者が的確な批判をしているのか、片言隻句を取り上げて非難しているのか区別がつきづらいのが難点である。なので、評価はどうしても辛くなる。読んで楽しくなるわけでもないし。


 思うのだが、若者論というものの無理は、若者にも多様なタイプがあることを無視して、一つのタイプについて批判なり称揚なりをするために生じるのだろう。例えば、酒鬼薔薇事件の際に、多くの論者が「今の若者はおかしい」といった類の言説を垂れ流したが、残念ながら未成年者による残虐な殺人事件は過去も発生していた。そして、今後も発生する。それは、サイコパスは一定の割合で必ず生じるからだ。

 なのに、サイコパスの一例をもって、若者全体がおかしいなどというのはそもそもおかしい。論理として破綻している。でも、その程度のことを指摘できる能力を持つ人は少ない。昔、1950年代の方が今より3~4倍も未成年者の殺人が起こっていたじゃないか、と正しい指摘ができる程度の、物事を論じるうえで最低限必要な知識を持つ者も少ない。

 とすれば、嘆くべきは若者論の余りの低レベルさではなく、そもそも評論というものに携わる人の質の低さなのではないか。私にはそう思われてならなかった。ただ、本書の批判によって、質の低い若者論提唱者が淘汰されるのであればうれしい。香山リカとか。
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評論 | 2009/11/10(火) 23:48 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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