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723冊目 20世紀最大の謀略 赤軍大粛清
20世紀最大の謀略 赤軍大粛清 (学研M文庫)20世紀最大の謀略 赤軍大粛清 (学研M文庫)
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評価:☆☆☆


 1937年6月、悪名高いルビヤンカ刑務所で、8人の男達が銃殺された。その中の一人が、赤軍の至宝、赤いナポレオンとも称された、ソ連の誇る名将、トハチェフスキー。ソ連軍の近代化に辣腕を振るった彼はなぜスターリンの粛清から逃れることができなかったのか。そこにはドイツの陰謀があった。

 ドイツ側からトハチェフスキーの失脚を仕掛けたのは誰か。また、どのようにして陰謀は進められたのか。また、ソ連側ではどのゆな動きがあったのか。

 著者は、この隠された歴史を浩瀚な文書を紐解くことで解明しようとしている。ドイツ側の陰謀については、少なくとも誰が関与したか、その情報がどのような経路でスターリンの下へ送られたかについては、本書に明らかにされていると言って良いだろう。

 ただし、著者は冷静に、トハチェフスキーがスターリンにとって目障りな存在になっていたため、ドイツからの陰謀が無かったとしても粛清は避けられなかった、という立場をとっている。その上で、ドイツからの陰謀の全貌を描き出そうとしている点は評価できる。ただ、このあたりの流れに疎い初心者にとっては、Aという説があるがそれは間違い、Bという説もあるがそれもまた間違い、という流れが理解しづらさを生んでいるのは否めない。

 トハチェフスキー粛清後、スターリンは赤軍全体の粛清に取り掛かる。

 それから大量殺戮がやってきた。
 元帥五人のうち三人、軍司令官一五人のうち一三人、軍団長八五人のうち六二人、師団長一九五人中一一〇人、旅団長四〇六人中二二〇人、大佐の四分の三が粛清された。
 被逮捕者は大佐以上の高級将校全体の六五%、下級将校でも一〇%にのぼった――総計二万人。そして処刑された高級将校は一五〇〇人にも及ぶ。


 赤軍粛清によって、事実上ソ連軍は力を削ぎ取られる。独ソ開戦直後、ドイツが破竹の勢いでソ連領を蹂躙できたのは、この粛清で有能な軍事指導者達が姿を消していたためとも言われるのだ。

 この悲惨な大粛清がどうしておこったか。まだ解明されていないことは多いが、大まかな全体像を提示してくれた功績は大きいと思う。独ソ戦に興味がある方にとっては、その前哨戦としての諜報戦争である赤軍粛清を取り上げた本書は価値が高いと思う。
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太平洋戦争・二次大戦・現代史 | 2009/09/28(月) 23:40 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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