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685冊目 男の子って、どうしてこうなの? まっとうに育つ九つのポイント
男の子って、どうしてこうなの? まっとうに育つ九つのポイント (朝日文庫)男の子って、どうしてこうなの? まっとうに育つ九つのポイント (朝日文庫)
(2009/02/06)
スティーヴ・ビダルフ

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評価:☆☆☆☆


 私はこの世に生まれてこのかた3X年間というもの、一時たりとも休むことなく男をやってきた。いや、正確に言えば、妊娠した当初から休まず、というべきか。そんな男人生一筋の私は、結婚して男の子をもうけたわけであるが、男同士ということもあってとても過ごしやすい。いや、寝ているときに裏拳をかましてきたり、あろうことか股間に踵落としを食らわせてきたときにはさすがにそんな呑気なことは言っていられなかったけれど。

 私にとってはそれで片が付くかもしれないが、親の半分の成分を占めるところの母親にとっては、本書のタイトルにある疑問を抱かずにはいられないだろう。男の子って奴らはどうしてこう、こんななのだろう、と。

 その答えは実のところ簡単で、男と女では生まれる前の段階で既に発育が違う、ということに帰結する。従って、男の子と女の子では育て方を違うようにするというのが正しいありかただったりする。

 本書では、男の子の脳の発達は女の子と比べて遅いという事実を基に、男の子はどう育てていくべきかを論じている。

 その点で、本書は男の子の親にターゲットが絞られている。

 例えば、解剖学的に、男の子は脳の発達が女の子と比べて遅い。ということは、男の子の方が女の子と比べると、同じことを学ぶにも習熟が遅れるということだ。これは無視できない効果で、男の子の意欲を低下させる危険を持っている。そこで本書が主張するのは男の子の就学年齢を女の子と比べて一年遅らせる、というものだ。これは幼少期についてだけの話で言えば、素晴らしい提言といえる。というのは、文字を書く能力に劣る男の子が女の子と対等に渡り合えるわけが無い、ということに繋がるためである。

 ただ、本書では性格の少なくとも半分が遺伝であることに触れられていないのはアンフェアと思わざるを得ない。遺伝の影響は男女差にだけ働くわけではなく、性的な嗜好にのみ働くわけでもない。トータルとしての人格の半分は遺伝であることが明らかな以上、男の子として生まれたが故の方向性に加えて、遺伝的な影響による個性への影響を評価しないのは片手落ちと思われてならなかった。

 それでも男の子を持って戸惑う母親には良い本なのでは無いだろうか。男の子と女の子が根本的に違う生き物だということを理解するには良いきっかけになると思う。また、情緒的なつながりが重要であることを知るためにも。といっても、情緒的なつながりの重要さに関しては、親をやっていればある程度のところ自然に分かってくるものかもしれないけど。この点、一時期、抱っこすると抱き癖が付くから避けるべき、という一昔の教育方針を拭い去るくらいの効果しか無いかもしれないけれども。

 私と同じく、男の子を持つ親にとって重要な示唆を幾つも持っていることは間違い無いと思う。


 但し、性的な情報との接し方について言えば本書の価値はゼロといって良い。性犯罪が増えているかのような愚劣な過ちを平然と犯す辺り、ノンフィクションを書く資格に欠けるといっても過言はないだろう。著者にとっては残念なことに、ポルノの氾濫は事実だが、性犯罪の件数は急激に減少しているのもまた事実である(過去紹介済み)。論を大事にする余りに現実を無視するようでは本末転倒だろう。そこが残念だが、他の点では見るべき点が多いと感じた。
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医学・脳・精神・心理 | 2009/07/05(日) 23:55 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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