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評価:☆☆


 雪の大坂。南部藩蔵屋敷に満身創痍の侍が転がり込んできたのは、鳥羽伏見の戦いの後のことである。京で暴れまわった新撰組の隊員、吉村貫一郎。脱藩して新撰組に加わった男である。恥じも外聞もなく命乞いをする吉村に、しかし差配の大野は切腹を命じるのだった――。

 家族へカネを送るためにどんな仕事も引き受け、それが元で蔑まれることもある。しかし、決して己を曲げることはしなかった。しかも、侍でありながら常に優しさを忘れなかった吉村は、なぜ切腹を命じられなければならなかったのか。また、なぜ大野は切腹を命じなければならなかったか。立場の違う複数の人々の語りの中に、埋もれた真実が甦る。

 登場人物の設定の細かさには脱帽もの。主人公の吉村の独白と、吉村縁の人物が語る過去を交互に織り交ぜることで、悲劇の隊士の姿を切々と描き出している。この描写の細かさには本当に脱帽した。切腹の命令や、以後の吉村家の話を含めて創作が多いようだが、創作を創作と感じさせないのは見事。

 で、本書を手に取るきっかけになったのは知人の勧め。そうでもなければ嫌いな新撰組(他にも赤穂浪士と白虎隊が嫌い)の本を手に取るわけが無い。で、手に取ったのだけれども、やっぱり新撰組は嫌だなあ。それと、泣かせようという意図が見え見えだとどうにも・・・・・・。というわけで、私には合わなかったが、人情ものが好きかつ時代劇が好きというなら楽しめるのではなかろうか。てか、どっちも好きじゃないなら読んじゃいけなかったね、うん。

 人情話としては面白いのだけれども、好き放題狼藉を働いた集団のメンバーの一員をわざわざ美化しようというのが分からず、個人的な評価は高くない。それでも人情話が好きな方には堪らない作品なのでは無いだろうか。
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その他小説 | 2009/06/19(金) 23:14 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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