カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

669冊目 男はどこにいるのか
男はどこにいるのか男はどこにいるのか
(2007/04)
小浜 逸郎

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 急進的なフェミニストの主張に首を傾げた事のある人は少なく無いだろう。その多くは女性なのだが、性差は作られただの男性支配の歴史だの、虐げられた女だの、といった主張に加えて、脳科学が明らかにする男女差ですら否定しようとする姿は、相対性理論をユダヤの科学として否定したナチスドイツ、ダーウィンの進化論をマルクス主義的に間違っているとしたソヴィエトなどを思い起こさせる。このような過激な主張のお陰で、急進的なフェミは女性からも見捨てられている始末である。

 本書ではこの過激なフェミニズムに対しての批判がなされている。いずれも極端に触れることがなく、女性は○○な性質を持つだとか、女性はかくあるべきだ、などといった画一的な議論に走ることなく、生活実感に結びついた批判をしているので、ほとんどの男性と少なからぬ女性に受け入れられるのではないだろうか。

 私はフェミニズムに対しては批判的ではあるが、保守主義者ではない。というのは、フェミニストが主婦を男の奴隷だとかなんだとかと難癖を付けるのは、女はすべからく過程に入るべきだという保守と同じくらいどうしようもない。フェミも保守も、女性総体を彼らのイデオロギーに全て入れ込もうとするところが私には気味が悪くて仕方が無いのだ。目指すべきは、男性だからとか、女性だから、といった理由で才能のある個人が望む進路を妨げられない社会ではないか。

 夫婦のあり方は夫婦の間で話し合って互いの満足できる道を探るしかない。共働きをするのも良し、男性が家庭に入るも良し、女性が家庭に入るも良し、である。

 そういった立場から、本書の穏健な立場は共感をもって読むことが出来た。

 初期のフェミニストの努力によって、社会的に成功したい女性が働ける道が拓かれてきた事そのものは高く評価する。しかし、彼女らの限界はそこにあって、社会が変わりつつあるのに主張は千年一日が如くに変わらないところである。フェミも保守も、多様な女性の要望を掬い上げることに失敗しているのではないかと思わずには居られない。加えて、一部の脳科学を元に男女の差を声高に言い立てる勢力も。

 男女の間に生物学的な差があることは明白である。しかし、その差が絶対的なものでもないこともまた明白になっている。これをフェミは前提にできないところに限界がある。悲しむべきことに、本書はこういった生得的な差についての科学的な議論には踏み込んでいない。ために、議論はどうしても「私はこう思う」というスタンスに終始してしまっている。それではフェミの立場と大差が無いのである。そこが実に惜しまれてならない。
関連記事
スポンサーサイト

未分類 | 2009/06/09(火) 23:52 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。