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652冊目 疑似科学入門
疑似科学入門 (岩波新書)疑似科学入門 (岩波新書)
(2008/04)
池内 了

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評価:☆☆☆


 人が夢見てきたことを叶えてきたのは科学であり、技術である。遠くまで楽に移動したいという夢は車や電車として結実し、空を飛びたいという夢は飛行機やヘリコプターとして実現した。遥か彼方の月に行きたいという夢すらアポロ計画が叶えてしまった。

 しかし、それらは永続的な幸せを意味しなかった。というよりも、すでにこれらの技術は社会に組み込まれ、空気のように当たり前の存在となっていったといのが正しいだろう。

 こういった社会基盤に、オカルトの出番は無い。どんなに占いが好きな人を連れてきても、占い師が設計した飛行機と普通の飛行機、どちらに乗るかと問われれば普通の飛行機が選ばれるに決まっている。

 ところが、社会基盤になっていない分野にはあらゆる類のオカルトが生きている。あるものは血液型やら星占いやらのように根拠が無いものであったり、あるものはマイナスイオンに見られるように科学用語を使って人々を幻惑する(その最たるものは二酸化炭素による地球温暖化論と私は思っている)。またあるものはホメオパシーのように健康を得られるというタイプの恫喝に走る。

 著者はこれら非合理的なものを3種類に分類する。以下の通りである。

第一種疑似科学・・・占い、超能力など非合理的なもの
第二種疑似科学・・・永久機関や水ビジネスなど科学を装ったもの
第三種疑似科学・・・科学が不得手とするもの

 こうやって分類しているお陰で、論そのものはとても分かりやすくなっている。加えて本書が独特なのは、第三種疑似科学として、狂牛病のプリオン説や地球温暖化論、電磁波がガンを引き起こすか、など、科学で正当とされている論まで取り上げているところだろうか。正しい疑問を持とう、自分できちんと考えよう、という著者の姿勢には全面的に賛同したい。

 考える根拠にするために、本書で取り上げられている事柄はとても役に立つのではないか、と思う。

 しかし、残念ながら褒めるだけでは済まない。第三章の”疑似科学はなぜはびこるのか”でインターネットを論じるあたりはどこかで聞いたような話ばかりで面白くない。

(略)例えば、自殺へと誘い込むサイトがあり、ポルノを自由に閲覧できるサイトが開設され、幼児の死体を展覧していたサイトもあった。倫理意識が希薄になり、一面的なものの味方を露骨に表現しているのだ。
P.104より。強調は引用者による


 強調の前と後ろ、論理展開が余りにも突飛過ぎる。こんなのは、実のところインターネットが齎した問題ではない。元々、人々の欲求にあっただけの話だ。特にポルノに関しては昔からビニ本やらアダルトビデオという形で連綿と続いてきたものがネット上に移っただけ。自殺へと誘い込むサイトだって、別に倫理意識が希薄になったからできたものでもあるまい。そこに集う人々にしても鬱やら何やらで死にたくなっただけの普通の人々だろう。

 こういった、著者の想像で書いているところはどうしても評点を下げることになってしまう。科学者が書いたというだけの、あまり面白みのないエッセイになってしまっているのが残念。全体的には面白いのだが・・・・・・。
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反疑似科学・反オカルト | 2009/05/09(土) 16:51 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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