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622冊目 「海洋国家」日本の戦後史
「海洋国家」日本の戦後史 (ちくま新書)「海洋国家」日本の戦後史 (ちくま新書)
(2008/06)
宮城 大蔵

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評価:☆☆☆☆


 敗戦によって日本はアジアにおける覇権を失った。それ以来、軍事的・政治的な意味では覇権は回復していないし、今後も回復することは無いだろう。しかし、経済的には押しも押されもしない位置を確立している。

 大国同士の冷戦が小国の戦争となって現れた朝鮮戦争やベトナム戦争による特需によって経済面での重要性を増した日本はアジア諸国と賠償を引き換えに関係を正常化する。ただし、その賠償は紐付きで、日本にもバックがあるような仕組みだった。日本企業が仕事を請け負い、結果物を相手国に残す方法を採ったためである。それにより、日本企業はアジア諸国への足がかりを掴むことになる。

 ではこの賠償ビジネスの舞台になったのはどこか。答えはインドネシアである。インドネシア賠償ビジネスがどれほどスカルノの懐を暖め、日本企業を保護したかは『沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫』に詳しい。

 肝心のインドネシアも、戦後は政治の嵐に巻き込まれている。終戦を迎えるや否や領土的な野心を剥き出しにするオランダからの独立戦争を戦い(多くの日本人も参加した)、独立してからは共産主義と陸軍が権力を狙う。そこにアメリカや、アジアでの権益を失いたくないイギリスの意向が複雑に入り混じる。

 複雑に入り乱れる思惑の中、日本はインドネシアを始めとする海洋アジアと付き合ってきたのか。時にアメリカと協力し、時にアメリカの意に反して日本がしっかりと権益を確保すべく動いてきた歴史が分りやすく纏められている。

 戦後のアジア関係と言えばどうしても中国や韓国を中心に語られがちのため、本書のように海洋アジア諸国との関係を主眼に置く本書の価値はとても高いものだと思う。特にインドネシアを中心にした南アジア情勢について一通りの基礎を抑えることができる点でとても貴重だろう。新書らしい位置づけの、なかなかの好著であると思う。
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太平洋戦争・二次大戦・現代史 | 2009/03/24(火) 23:53 | Trackback:(0) | Comments:(3)

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僕にとっては、インドネシアはあまりに近すぎる国です。
世界にあまたの国がありますが、最も親近感がある国はインドネシアですから。極端な言い方をすれば、第二の祖国なので。
四の五の何かと面倒くさい地理的に近い隣国たちよりも、同じ島国で地震国という彼らとの結びつきをもっと重視すればいいのにな、というのは二つの国で少年時代を過ごした身びいきなんですかね。
今、3つめの国で生活していますけど、上手くこの三国と、各々の宗主国(?)を編み上げるようなシナリオがあれば、「豊かな」空間が築けるような気もしますが、具体的にまとめるのはとっても難しいですね。


以上、ということで、海洋とインドネシアというキーワードにつられてやってきた酔っぱらいの戯言でした。
2009/03/25 水 07:37:00 | URL | とら #-編集

お疲れ様です。

またしても先を越されてしまいました・・・

途中まで読んでいたのですが、何か本が行方不明状態で(お
ちょっと探し出して読んでみます
『越境の古代史』を片づけてからですが(-_-;
2009/03/27 金 00:29:36 | URL | オジオン #-編集

>とらさん

実は本書を読みながらとらさんのことが脳裏を過ぎりました。
とらさんがかの国にいらっしゃる前に何があったか、とても興味深く読みました。

私もインドネシアなどの、面倒くさくないアジア諸国ともっと連携を取っていったほうが良いように思えてなりません。
戦略を考えて欲しいですね。


>オジオンさん

読む機会がたまたま先に巡ってきただけですよ、きっと^^

それより、『越境の古代史』も面白そうですね。そのうち手を出してみます。
2009/03/28 土 21:33:54 | URL | Skywriter #-編集
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