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45冊目 ファインマンさん最後の冒険
ファインマンさん最後の冒険

ラルフ・レイトン〔著〕 / 大貫 昌子訳

岩波書店 (2004.8)

\1,155

評価:☆☆☆☆

 リチャード・P・ファインマンといえば、1965年に朝永振一郎、シュウィンガーとともにノーベル物理学賞を受賞したことで知られる、天才的な物理学者である。二次大戦中にはマンハッタンで原爆開発に携わり、その後は量子力学の発展に寄与、スペースシャトルのチャレンジャー号が爆発した際には調査委員となり原因の究明に力を発揮した人物である。

 こんな紹介をすると、なにやら堅物っぽい人物像が描かれそうだが、それは大いに誤った人物像だ。なにしろ、ファインマンさんは奇矯な行動でも知られる、才能と行動力に溢れた実に人間的魅力に富んだ人物なのだから。絵を描いては個展を開き、太鼓の腕は折り紙付き、そして常識を打ち破るのが大好きな人だった。

 ファインマンさんのその奇矯な行動を中心にした伝記はご冗談でしょう、ファインマンさんや、困ります、ファインマンさんに詳しく、それらで見たあまりなまでの破天荒な生き方にすっかり惚れてしまったものだ。

 そんなファインマンさんの最後の冒険は、本書の著者で友人であるラルフ・レイトンと共に話をしていて、タンヌ・トゥーバという国の話に及んだことから始まる。ソ連に最後に加盟したこの小国の首都の綴りがKyzylと言い、まともな母音が一つも含まれていないことを発見したファインマンさん、これはもう行ってみなければなるまいとばかりに様々な手段を講じる。

 とは言うものの、辺境の小国ではそもそも情報自体もほとんど存在しない。なんとか文通相手を見つけて無茶苦茶な言葉で手紙を送ったり、様々なルートから行けないかチャレンジする。彼らに熱意はあっても、あきらめる心は無いのだ。途中でファインマンさんはチャレンジャー爆発の究明に関わったり、癌との闘病生活をおくったりし、ラルフ・レイトンはソ連に観光に行って高官と面会してきたりする。ファインマンさんも行動力に溢れた奇矯な人だけど、このレイトンも負けていない。ファインマンさん達は果たしてタンヌ・トゥーバに行けるのか!?

 過去のエッセイはファインマンさんの子供時代などについてのものでファインマンさんの行動が中心だが、この本の中ではレイトンとファインマンさんの二人が時には一緒に、時には別々に行動していて、それをレイトンの視点で書いているためファインマンさんの活躍は少ない。しかし、ファインマンさんが親しい友人達の前ではどのような人だったのかということは伝わってくるし、また彼が本当に人生を楽しんでいたことが伝わってきて心が和む。ファインマンさんはこの冒険を最後に亡くなってしまったの本当に残念である。

 物理は全然出てこない、好奇心に溢れた二人の冒険譚なので物理はちょっと・・・と思う方も手にとって見ることをお勧めする。ついつい引き込まれて一気に読んでしまう可能性が高いと思う。
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エッセイ | 2005/02/27(日) 14:27 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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