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603冊目 ハンディキャップ論
ハンディキャップ論 (新書y)ハンディキャップ論 (新書y)
(2003/09)
佐藤 幹夫

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評価:☆☆☆


 障害と健全の間には、深い溝がある。能力とか適応性ではなく、社会の抱えるルールとして。

 本書でシキモウ(それ位変換させろよ!)、ええと色盲ですね、これの問題が取り上げられているのをみてつくづく思った。赤緑色盲は、人類の先祖が恐竜の圧力によって夜行性であることを強いられていたことに由来する。それにより哺乳類は基本的に二色しか判別できない。人間が三色を見分けることできるのは突然変異に拠る。

 しかし、稀にこの三色目を認識できない人がいる。色盲とされる人々である。彼らにはハンディキャップがゼロではない。が、社会生活を送る上で困ることは無い。それなのに、かつて色盲と判断されてしまった人には就職差別などの厳しい社会的現実が立ち塞がった。

 社会生活や職業生活を送る上での困難から判断した結果ではなく、障害の有無というただそれだけの理由で職業などの生活条件が制限されていたというのは恐るべきことである。

 評論家の立花隆さんが、元は理系を目指していたのだが色盲のため諦めざるを得なかったという話を遠い昔のものと聞いていたのがつい近年まで生きていたというのがまず驚きだ。

 ハンディキャップの存在と、社会的に活躍できるかどうかには確かに大きな因果関係がある。しかし、それは障害の程度にも拠るし、障害を持つ個人が成りたい社会的な存在にも拠る。問題なのはハンディキャップが存在するということと、可哀想だから保護してあげるがイコールで結ばれる、あるいは彼らこそが尊重される個性の持ち主であるとする視点だ、という著者の主張には素直に首肯できる。

 障害を持っていても能力を活かして我々凡人の及ぶべくもない活躍をする人も居る。ホーキング博士のように体が不自由な人もいれば、山下清のように知的レベルが常人に及ばない人も居る。しかし彼らの成し遂げたことは天才の域であるわけだ。

 こう考えたときに、やはり障害を持っていても本人が望み、それに向かって努力をしたならば能力に応じて社会が開かれていくべきだと思わされた。こういったことは、普通に生活していてはなかなか考える機会がないので、機会を与えてくれた本書に感謝したい。
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ノンフィクション | 2009/02/18(水) 22:33 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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