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561冊目 私はいかにして「日本信徒」となったか
私はいかにして「日本信徒」となったか私はいかにして「日本信徒」となったか
(1999/06)
呉 善花

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評価:☆☆☆☆


 北の本を紹介したから次は南、というわけではないけれども、韓国出身の女性が<日本信徒>へなった経歴を書いた自伝的なエッセイである。北も南も嫌いな人は多いだろう。斯く言う私もその一人。しかし、日韓は(もう残念でどうしようもないのだけど)隣り合う国だという事実は(遺憾で仕方がないのだけど)動かしようがない。哀しいことに。

 ワールドカップを自国でやれば相手国の選手の目をレーザーで狙うような、戦中に日本に協力した人の子孫の財産を没収するなどと言った野蛮で前近代的な法律を定めて恥じない狂気の国が隣にあるというのは実に嫌なことである。

 人間関係がしばしば鏡像関係であるように、国民同士の関係も鏡像関係になることが多い。日本が韓国を嫌いなように、韓国も日本を嫌いだ。著者も典型的な反日韓国人だったという。その著者が日本にやってきたのは日本を理解するためなどではない。アメリカに行くためだ。韓国からアメリカに行くことが難しかった時代、日本からの方がアメリカに行きやすいだろうとの思いで日本にやってきたのである。

 ところが、著者は日本に来て肩透かしに遭ったような気になった、という。

 戦後、最も強固な反日教育を受けた「反日世代」といわれた私の世代は、日本と言えば「悪魔の国」と答えるほどだったから、「日本人がよい人たちであるはずがない」という強い先入観を持っていたのである。
p.15より


 やがて、異なる文化を受容するプロセスを一通り経て、著者は日本文化を受け入れるようになっていく。日本人が親切で丁寧なことに感動するところから、文化の違いによる軋轢に悩みを感じ、やがて日本文化を自分のものとして受け入れる。

 その過程で、著者は日韓の人々があまりにも外見的に似ているため、自分が異文化の中に身をおいていることを忘れてしまうのが軋轢の一因になっている、とする。そのあたり、外国で長期間暮らしたことがある人には実感があるのかもしれない。

 私自身は、今もなお韓国で噴出している反日感情は、韓国が豊かになる道を辿る上で避けられない時期だと思っている。一定の時間が経って、韓国が成熟すれば一方的に日本を責めてよしとすることはなくなるのではないかと。ただ、それには個人の立場からすれば長い時間が必要だと思う。恐らく、あと数十年は両国民が冷静になることはありえないと思うのだ。その数十年を、ほんの僅かでも短くするために、著者のように文化の架け橋になれる人々が沢山現れることをまずは願いたい。
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エッセイ | 2008/09/25(木) 22:05 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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