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558冊目 5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎
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 オーストリアとイタリアの国境、ハウスラプヨッホの氷河の中から一体の遺体が発見された。ミイラ化した遺体は、その持ち物から5000年前のものと推測されたことから、世界中で大騒ぎとなる。

 数百万年前の人類化石が見つかる中で、なぜたかだか5000年前のミイラが世界的な騒ぎになるのか。それは、この男が不慮の死を遂げ、死んだままの姿で5000年の時間を経てきたためである。

 というのは、仲間達の中にあって死んだ場合にはその集団の文化的・宗教的な意味を込めた埋葬が行われる。それは、生きている人間が営んでいる文化とは異なるものになる。例えば、今の葬式で護り刀なんかを握らせたりするけど、それを生きた人間が日常的に持ち歩くことは考えられないことを思ってみればいい。

 もう一つの理由は、遺体がずっと氷河の中に留まったこと。そのため、土の中に埋葬されていれば分解されていたような、革製品や木製製品がまとまって発見されたことだ。

 研究途上ではあるものの、これまでの研究により遺品の数々から考古学は実に多くのことを探り出すことに成功している。弓矢やリュックサックの材料として様々な種類の樹皮や動物由来の材料が使われていること。特に植物の利用に関しては、5000年前には既に木材の種類ごとの性質と適した用途が細分化されていたことがはっきり分かるのが興味深い。

 また、この遺体が出る前から推測されていた広い範囲に渡る交易圏の存在が遺物から裏付けられたり、生活様式が垣間見えたりするのが面白い。考古学の面白さが伝わってくる。

 他のジャンルの学問をも駆使して5000年前のこの男が辿ったであろう最後の日々を探るのは、推理小説にも似た面白さがある。この奇貨を活かし、古代の歴史が明らかになっていく姿を、今後も紹介して欲しくなった。
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その他科学 | 2008/09/21(日) 23:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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