カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

36冊目 英語の冒険
英語の冒険

メルヴィン・ブラッグ著 / 三川 基好訳

アーティストハウスパブリッシャーズ (2004.5)

\1,890

評価:☆☆☆☆

 ああ、英語。その呪わしき響きよ。お前のせいで幾つの試験に失敗したことか

 大体、なんで同じ発音をするのに母音の使い方が何種類にも分かれているのか。おかげで音を聞いてもどうやって書けば良いのか分からない。綴りが分かっても発音の仕方が分からない。どうなっているのかね、まったく。

 ロンドンに新婚旅行に行っておきながら私は英語がダメのダメダメなのだ。人間の価値を定める唯一の指標があって、それが英語の能力だとしたらそこは私にとって地獄の世界である。この忌まわしき言葉がどうしてこんなにも世界にはびこってしまったのか。

 その謎を知ろうと思ってこの本を手に取ったのだが、これがどうして、随分と面白いのだ。わずか15万人が、世界の果ての島国のそのまた片隅でしゃべっていた言葉は幾多の危機を乗り越えて、大きく羽ばたいていく様は冒険譚と言っても過言ではない。英語がフランス語、スペイン語、アラビア語などから次々と自らの血となり肉となる言葉を取りいれ、幾つかの構造改革を経て今の姿になっていく様は、幾つもの試練を乗り越えた勇者のようにも見える。

 そんな英語の歴史を決して退屈ではなく、いや、むしろ読む人の興味をそそるように書けているのは著者が英語そのものについての広い知識のみならず、文学作品や歴史などのエピソードにも深い造詣をもっているためだろう。チョーサーやシェイクスピア、マーク・トゥウェインなどの文豪達がどのような英語を使いこなしていたのか。外来語や方言をどのように扱ったのか。どうやって英語に新しい言葉が足されて行ったのか。どのような危機があり、それをどうやって切り抜けてきたのか。その一つ一つのエピソードに命が吹き込まれているような文章は見事。

 英語を好きな人も、嫌いな人も、きっと楽しめる本である。英語圏の歴史や文化、風俗に興味があるなら、私が楽しんだ以上に楽しめることであろう。そして、読む前よりも、ちょっと、英語が好きになっているかも知れない。しゃべれるようにはなっていないだろうが。
関連記事
スポンサーサイト

その他歴史 | 2005/01/25(火) 10:32 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。