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496冊目 植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ
植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821) (朝日選書 821)植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821) (朝日選書 821)
(2007/05/10)
「植物の軸と情報」特定領域研究班

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評価:☆☆☆☆☆


 植物に生存戦略がある、と言っても大抵の人はピンとこないだろう。自分で動くことはできず、種が落ちたところで芽生えていくだけの生き物。生態系において大切な存在かもしれないが、イマイチ面白みに欠ける。かくいう私もその一人だったのだが、知ってみれば植物にも興味深い世界が隠されていたのである。

 「植物の軸と情報」特定領域研究班という耳慣れない団体は、文部科学省の助成金を受けて研究してきたグループであり、競争の激しい世界で屈指の成果を上げてきた、という。その目的は、植物の軸とその軸を支える情報を解明すること。

 内容は10章に分かれていて、一つの章を一人の著者が担当している。ともすれば散漫になりがちなこのような構成なのに、全体を通して統一感があるのは流石に一つの研究目的の元に集った仲間であると思わされる。

 具体的には、花を咲かせる仕組みや根がどのようにして作られていくか、マメ科植物が窒素固定菌と共生する不思議な現象、植物ホルモンの影響などなどかなり深く突っ込んだ話が紹介されている。

 一般人対象だからと簡単にしすぎないことで得られる一番の魅力は、植物が極めて巧妙に進化してきたことが生き生きと伝わってくることだと思う。私が面白かったのは師菅と道管では役割が異なるが、これらがどのようにしてできてくるかというところ。道菅は死んだ細胞でできているのだが、これが繋がって通路を形成するための巧妙な仕組みには驚かされた。もう一つは、葉の形を決める遺伝情報の使われ方。これらは想像したことすらない世界の魅力を教えてくれた。

 また、最終章に食料の生産量を飛躍的に上げるための第二の緑の革命について紹介されているのも嬉しい。学術と実際の世界が深いつながりをもっていることを感じさせてくれるし、知的好奇心が実利に生きるというのもまた魅力である。植物の科学についてもっと知りたい気にさせてくれた一冊。
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生物・遺伝・病原体 | 2008/04/22(火) 23:54 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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