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(2000/10)
ティエリー ルゲー

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評価:☆☆☆☆


 タイトルどおり、フェラチオについての本である。とは言っても、大人しか読んではいけない類の本ではない。実際、読んでも性的な興奮を催すようなものではないのだ。

 性については多くの先人が論じており、サディズムやマゾヒズムについても同じ。フェティシズムについてもそうではなかろうか。それだけ人間にとって性が大事なものである、ということだろう。

 ところが、フェラチオとなると途端に様相が変わる。今やセックスシーンに欠かせないこの愛の手法は、まだまだ秘められたものであり続けているという不思議さを併せ持つのだ。

 本書は、フェラチオが確認される最古の事例や、フェラチオを人々がどのように受け止めてきたか、文学ではどう扱われ、如何にして世界中に知られる行為となっていったか、等等、フェラチオに関しての知識の集大成とも言える。例えば、古代エジプト文明でフェラチオのシーンが描かれているとか、ローマ時代は能動的に吸わせることと受動的に吸われることを区別し、後者は疎んじられた、なんてなかなかに面白いではないか。

 また、フェラチオが性交とは違う性格を帯びていることが、様々な人々の反応から明らかになる。それは恋人達の間では愛の行為となるが、売春のシーンでは手っ取り早く男の欲望を消滅させる手段となる。する側の意識がどのようなものかも分かるのは魅力の一つ。実際に体験したいとは思わないが。

 フェラチオには、愛を感じる。それは全面的な受容を感じさせると共に、圧倒的な愉悦をも与えてくれる。それは、男が主体的な行為でもあれば、女が主体的とも言いうる。この不思議な魅力溢れる行為に、正面から光が当てられ、論じられるのは価値あることのように思う。

 文章は決して下品にならず、扇情的ではないので、そのようなものを期待して本書を手に取ると失敗することになるのは注意しておく。残念なのは、フロイトをかなり取り上げていること。フロイトほどの性欲を持たない(つまり、ほとんど全ての)人にとっては、理解できない点がある。ただ、精神分析という名の最悪のペテンが蔓延している西洋社会の本では仕方がないことかもしれない。
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未分類 | 2008/01/17(木) 23:19 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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