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391冊目 怪獣記
怪獣記 怪獣記
高野 秀行 (2007/07/18)
講談社
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評価:☆☆☆☆☆


 いやー、面白い。これが素直な感想である。それが感想とはどうかしていると思われるかもしれないが、それ以外に形容しようがないのだから仕方がないのだ。嘘だと思うなら読んでみてください。

 なにが面白いのか。そもそも、いい歳して「怪獣(未確認動物=UMA)を探すのが本業」というのがどうかしている。しかも怪獣を求めて世界中彷徨ってしまうのもスケールが大きい。無双の怪獣好きなのだが、「メジャーなUMAは騒がれているのに比例して目撃を狙う人が多いだろうから」という理由でマイナーな怪獣に狙いを絞るという、かなりおかしいやり方をしているように思われてしまう。

 だが、本書を凡百の怪獣好きと隔てているのは、懐疑的な視点だ。著者は無条件にあらゆる怪獣を信じているわけではない。好きだからこそ懐疑的にならざるを得ないという信念の人でもあるのだ。だから、文章からは怪獣への愛が深く刻まれている。

 さて、今回の狙いはトルコの怪獣ジャナワール。CNN等の主要なメディアで流された暇ネタを見て偽者と確信しながら、その確信を証明するためにわざわざトルコまで旅に出てしまう。その意気たるやよし。

 トルコではジャナワールなんていないよと笑われ、新聞ネタになりながら取材の旅を続ける一行は、事実は小説よりも奇なり、を地で行く珍道中を繰り広げる。この辺りの筆は実に軽妙で、爆笑してしまった件もあるほどだ。怪獣は措いて旅行記として読んでも面白いのではないか。

 CNNで取り上げられたネタは偽者か。はたまたジャナワールは存在するのか。亀をお供に積載重量55kgまでの子供用ボートに乗り込んで勇躍、湖に漕ぎ出した著者は何に巡り会ったのか。なぜ亀がお供なのかは本書で確認してください。立ち読みはしないことを勧めます。笑っちゃうから。

 懐疑的な姿勢の裏にある怪獣へのこだわりが生んだ名作だと思う。私も不思議な現象は愛している。オカルト的な説明がしばしば犯す、論理の無視が許せないだけで。でも、著者の徹底っぷりは私とは深さが違う。愛はもちろんのこと、自分で確認しようとするその姿勢においても。

 怪獣への愛なんてちょっとどうかしている、そう思う人もいるかもしれない。それが正しい判断なのかもしれない。でも、もしそう思わないなら、楽しめること請け合いである。気になってしまった人は、是非自分の目でトルコの怪獣を求めた旅の行方を確認して欲しい。
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ノンフィクション | 2007/10/14(日) 23:49 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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