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371冊目 北朝鮮報道
北朝鮮報道 北朝鮮報道
川上 和久 (2004/03/17)
光文社
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評価:☆☆☆☆

 346冊目で紹介した『宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作』を読んでから、あの北の異常な国(南も十分に異常なんだけど)への興味が増した。

 なぜあの小泉訪朝まで拉致被害者への支援が行われなかったのか。朴大統領の暗殺を謀ったラングーン事件や、韓国でのオリンピック開催を防ぐために引き起こされた大韓航空機爆破事件のような言語道断の事件を起こしてきたのに、マスメディアには友好やら平和やらという耳に心地良い言葉ばかりが踊っていた。

 我々が作ることの出来る考えなんて、所詮は手に入る情報の寄せ集めである。そこに、善意であるとはいえ偏った情報ばかりをマスメディアが流していればどうなるか。我々のイメージや考えは、容易に流されていってしまう。その現象が最も悲劇的に働いたのが、在日朝鮮人の帰還問題だろう。

 南の軍事独裁政権への反発か、はたまた左派的な思想への共感か、マスメディアはこぞって北朝鮮の発展を報じた。今となってはその全てが捏造されたものだったことが明らかになっているが、彼らは事実を報じたのではなく、北の垂れ流すプロパガンダを広めた。背景として共産国家特有の取材・情報制限があったのは勿論のことだが、しかし、その情報を信じた多くの人々が北に渡った。少なからぬ日本人妻も同行したが、そのほぼ全員が、未だに里帰りを果たせていない。北の措置のおかげで。

 なぜマスメディアはこのような情報を流し続けたのか。また、政治家たちがどれほど甘い対応をしてきたのか。北の引き起こした事件と重ね合わせることで、毅然とした態度を取らないできたことのツケが払わされてしまったことを実によく示している。

 憤りを感じずには居られない。北のやり口は当時も今も変わらず、拉致被害者を未だに抑留していると考えられるあの異常な国。その国を助けてきた国内の人々。後知恵で彼らを売国奴と罵るのは簡単だろうが、それではただ溜飲が下がるだけ。正義面で悪口雑言を叫んでも仕方が無い。

 むしろ、もっと建設的に考えるべきだ。北を増長させてきたのは何か。どうすれば防ぐことが出来たのか。政治やジャーナリズムの立場としてどのようにしていれば良かったのか。北の異常な体制が今後も続くことを考えれば、過去から学ぶべきものは学ばなければならない。それを教えてもらったように思う。


 なお、情報の恐ろしさについては下の本がとても印象的であった。我々の持つ印象が、事実ではなく作られたものであることが良く分かる。情報の持つ恐ろしさ全般という意味では、下の本こそ是非多くの方に読んでもらいたいと思う。

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高木 徹 (2005/06/15)
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ノンフィクション | 2007/08/28(火) 23:18 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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