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137冊目 ナスカ 砂の王国
ナスカ砂の王国

楠田 枝里子著

文芸春秋 (2006.2)

評価:☆☆☆☆

 世界7不思議なんてものもある。ピラミッド以外は現存しないがいずれも他を圧する巨大な存在感を持ったものばかり。しかし、そんな世界7不思議も高いところに上らなければその全体像を見ることすらできないナスカの地上絵と比較すると不思議さが足りない。

 たとえばピラミッドは雨季に農民を救済するための公共工事だったことが明らかになっているなど、作った動機については分かっているものもある。しかし、ナスカの地上絵は何のために書かれたのか、はっきりしたことは分からない。だからこそ解くべき謎が多くて面白い、というのはあるかもしれないが。

 そんな地上絵の謎に挑んだ、一人のドイツ人女性がいる。マリア・ライへ。ナチス時代に単身南米にわたると、ヒトラーの野望が欧州を焼き尽くし、その破滅後には故郷を共産主義のカーテンが覆い隠してしまう。そう彼女の故郷は東ドイツにあったドレスデン。戻るところはなくとも、彼女は既に生きがいを遠い異国の地で見出していた。地上絵の研究だ。趣味で始めた研究は、やがて彼女を押しも押されもせぬ地上絵研究の第一人者と変えていく。

 そんな彼女の半生を、ベルリンの壁健在なりし頃の東独とペルーを行き来しながら追いかける。マリア・ライへのパワフルな生きる姿勢と真摯な研究は心を打つ。研究だけではなく、遺跡の保存にも奔走する。カネも、味方もないなかで孤軍奮闘する、そんな女性がいたからこそ、今も地球の反対側で我々が地上絵に思いを馳せることができるのだ。

 ペルーでの研究成果に注目したいのであれば不適当であろうが、科学者の伝記としてはとてもよくできていると思う。地上絵が知られるようになった裏にどんなことがあったのかがとてもよく分かって面白い本である。

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その他歴史 | 2006/05/27(土) 23:11 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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