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322冊目 日本はどう報じられているか
日本はどう報じられているか

石沢 靖治編

新潮社 (2004.1)

\714

評価:☆☆☆


 タイトルどおり、諸外国が日本をどのように扱っているのか、それぞれの国の記事から検証することで自国を客観視しようと言う試み。このよな実験には限界はあっても世界を認識する力にはなると思う。検証されているのはイギリス、フランス、ドイツ、中東、中国、韓国の7地域。

 戦後一貫して他国に攻め込むような軍事力を持たなかった日本のことなので、他国から言及されるのは経済分野であることが多い。”失われた10年”の前の、日本礼賛・日本脅威論からバブル崩壊後の日本お荷物論を経て、再び国際的に無視されるようになっているというのがひしひしと伝わってくる。

 たとえばイギリスでは日英同盟を知っている人は少数派という。日英同盟の更新をしなかったときには多くのイギリス人が残念がったと言うのに。ドイツでは高い失業率などが世界経済の足を引っ張るのではないかとの懸念に対し、日本の二の舞にはならないと声高に主張するなど、日本への親近感はない。

 同盟国アメリカは知っての通り便利な財布くらいにしか思っていないので言いたい放題なのは予想通りで、中東にいたっては日本への理解などは夢想すらおこがましいという感じだ。中国と韓国も、実態は同じようなもの。

 それにしても中韓の日本に関する報道には呆れる。こんな記事があったという。

 「不完全な統計ながら日本侵略軍の虐殺の刃による中国の死傷者数は3500万人。日本の侵略者が中国に与えた直接の経済損失は1000億米ドル、間接損失は5000億ドルにのぼる。日本侵略者の中国人民に犯した罪業は歴史上最も野蛮で最も残酷な一ページである」
(P.163)


 なんて記事が載るようだが、僭越ながら教えて差し上げると、大躍進という人為的なミスによる餓死者が4000万人、文化大革命(文革)による虐殺被害者が2000万人と言われているのですよ。併せると、死者だけで恐らくはかなり水増しされている日本軍による死傷者を圧倒している。日本軍による死傷者3500万を非難するなら、そろそろ死者だけでも6000万人にも及ぶ犠牲者に思いを寄せて共産主義政権を批判しても良いのではないか。死者数だけで言えば日本軍の犠牲者の倍を優に超していると思うよ。

 ちなみに、大紀元時報によると「中共政権への無償の資金援助はすでに10億ドルに上り、円借款総額も300億ドルを超えた」という。かつての列強で、支配を行った地に対してこれほどの援助をしている国があるかどうか、中国の記者に検証してもらいたいものだ。

 オランダはインドネシアから収奪できる限り収奪し、もちろん今は謝罪などせずに互いの関係は相補的だったなどと言っている。日本軍がオランダを占領した時に、捕虜となったオランダ人をオランダ人が建設した収容施設に入れたところ、屈辱と貧弱な施設から虐待だとの声が上がった。自分たちは平然とインドネシア人をそこに幽閉していたというのに。そのオランダは、日本は反省していないと言うのには熱心のようで、それが国際社会というものなのだ。

 ベトナム戦争で一般人を虐殺しまくり、今でもベトナム人から嫌われている残虐なる韓国人は自分たちは歴史上一度も侵略する側になった事が無いなどと自称する。では元寇ってなんだったのかね。フビライの親族として、モンゴル帝国の構成員として、一緒になって日本に攻め寄せたのは忘れたのかね。

 中国に関しては、強力に情報統制されている現状が変わらないとなかなかに変化は難しいように思う。本書ではノムヒョン大統領が来日時に二次大戦に触れなかったことを評価し、今後の日韓関係の高揚に結び付けようとしているが、先日など日韓合併時に日本との統一を推進した韓国側高官の子孫から財産を没収する法律が成立するなど実態は大いに異なっていると判断せざるを得ない。

 そもそも、当時の国際状況にあって韓国が独立を保つだけの力を持っていなかったのは自明の理で、保護国を任じていた清も現実的な日露の力の前に韓国を斬り捨てざるを得なかった。あとは日本に付くか、ロシアに付くかしかなかったのが残念ながら事実だった。

 もちろんのこと、紆余曲折はあっても結局は列強の尻馬に乗って中韓の切り取りに邁進した日本が責められるのは仕方が無いとしても、当時の厄介な世界情勢の中でどう国の舵取りをするのが最適か悩んだ人物の子孫から財産を没収してどうするというのか。当時の為政者を批判するのは自由だが、子孫から財産を没収するとなるとまともな民主国家のやることではない。これぞファッショであろう。

 日本への悪意については、誤解や一方的な押し付けについてはこれを正すべく努力しなければいけないし、そのためには他国がどう日本を受け取っているのかを知っている必要があるのは間違いだろう。読んで楽しいわけではないにしても、このような知識を得ておくことは決して損にはならない。そういう視点に立てば、本書では取り上げる話題の的が絞られていて話がずれないので楽に読めるのではなかろうか。
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ノンフィクション | 2007/05/19(土) 23:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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