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287冊目 新・トンデモ超常現象60の真相
新・トンデモ超常現象60の真相
皆神 竜太郎著 / 志水 一夫著 / 加門 正一著

楽工社 (2007.2)


評価:☆☆☆☆


 世の中には不思議が溢れている。そこを通った船や飛行機が謎の消失を遂げるバミューダ海域の謎や、乗組員が忽然と姿を消してしまったメアリー・セレスト号事件などは多くの人々の興味をひいてきた。私も世界の謎といった類の本を読んでは世界の不思議に思いを馳せてきたものだ。

 ところが、実はこれらは不思議でもなんでもなかった。バミューダ海域の謎とされているものは謎でもなんでもなく、何百キロも離れた所で起こった遭難事件までもバミューダで起こったとされているようなでっちあげに過ぎず、メアリー・セレスト号事件では室内にまだ冷めていないコーヒーがあったなどとしてあるのは全てウソで、その謎を解くのに最も重要と思われる鍵である救命ボートがなくなっていたことは意図的に触れられていないことが明らかになっている。

 不思議とされていたものの謎が解かれてしまっては面白くない、というのも人情かもしれない。しかし、そんな事件を通して見えてくる真相の方が、面白いのもまた事実であったりする。事実を捻じ曲げ、不思議を捏造する人々の多さは驚くほどである。

 本書が取り上げているのは、そんな話題の数々。

 オーパーツとされる水晶のドクロ、2000年前のバクダッドで電池が使われていたか、ノアの箱舟はトルコに埋まっているのかといった古代史関係の話題を読めば、珍奇なものよりも実際の歴史の方が面白いと思わせてくれる。

 アメリカでは超能力者が警察の捜査に協力しているとか、日本でもたまにテレビでやっている超能力者の捜査はどれほど真相を当てているのか(皮肉なことに彼らの的中率は一般の大学生よりも低かった)、超能力は実証されているのか、宜保愛子はロンドン塔の悲劇を霊視で再現したのか、果ては聖書には予言が書かれているかといった超能力や霊の話はどれも実証されていないことが明らかにされる。超能力者による捜査は小説としては面白いかもしれないが、実用性はゼロで科学捜査をはじめとする地道な捜査活動がいかに優れているかを思い知らせてくれる。

 その他、宇宙人やイエティなどの謎の生物など、超マイナーな話題からメジャーな話題まで斬って斬って斬りまくっている。マイナーなものの中には、その超常現象が地域の文化に根ざしているものなどがあり、余程超常現象に興味がある人にしか知られていないだろうし、それを解き明かす過程も退屈なものがあるのも事実だ。

 しかし、本書が伝えようとしているのは、メジャーな話題の真相というわけではないと思う。むしろ、不思議とされる話に安易に飛びつくのではなく、懐疑的に、冷静に見つめ、その上で楽しむ姿勢が大切だとしたいのではなかろうか。

 恐らく、このような本は超常現象に対する愛情抜きには書けない。愛情がなければ膨大な文献を丁寧に調べ、事実に当たり、当事者の話を聞くことなどできないだろう。不思議を愛するからこそ、でっちあげられた不思議を排斥したいのではないか。

 世の中に不思議は沢山ある。だから、もう解決済みの話にいつまでもとらわれないで、次なる不思議を探そうではないか。きっとその方が楽しいと思う。不思議や謎を愛する人こそ楽しんで読めるのではないか。
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反疑似科学・反オカルト | 2007/03/18(日) 22:37 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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