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255冊目 李歐
李欧

高村 薫〔著〕

講談社 (1999.2)

\750

評価:☆☆☆☆☆


 さすが高村薫。冒頭の、“毎朝、あるのは重力だけだ”という書き出しでもうやられてしまう。

 自然科学に興味を寄せ、大陸の人々と機械工とが大活躍する彼女の作品らしく、今回もその類の人々が縦横に活躍する。

 主人公の吉田一彰は毎朝重力を感じるだけで何かを成し遂げる覇気はない。女性との逢瀬を重ねながら怠惰な日々を送っていた。その彼の生活が一変したのは、バイト先で否応無く殺人事件に巻き込まれてからのことだった。犯人は李歐。若く、美しい男だった。

 李歐に魅せられる吉田となぜか吉田を気に入る李歐。李歐の依頼人や対立する犯罪組織、そして大陸の政治事情と複雑怪奇な情勢に置かれても、相変わらず吉田は自ら何かを選び出す生き方はしない。ただ、機械をいじるのが楽しいだけだった。

 やがて李歐は大陸へ去る。再会を約して。

 壮大なストーリーとカネや力が複雑に絡み合い、おまけに共産中国などの政治情勢が見え隠れする。そんな客観情勢と、どこで知ったのか不思議に思うほど書き込まれる機械加工の話がどうにもアンバランスに見えながら独特の世界を形作っているのを実感する。

 構想力や人物の書き込みは本当に見事なもので、物語に引き込まれる楽しさを味わうことができた。あの人が死ぬのは見え見えだったけど。手軽に読める本ではないけれども、面白いので小説好きにはお勧めしたい。
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その他小説 | 2007/01/17(水) 23:55 | Trackback:(1) | Comments:(2)

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はじめまして。

コメント&TBありがとうございました。
こちらからはTBを送っただけで失礼しました。

高村作品の魅力を簡潔な文章で見事に表現されていますね。素晴らしいです。
私の感想なんてダラダラ長いだけですので。

李歐その人は私の理解の範囲を超越していましたが、全編を通じて人物造形とその書き込みが凄いと思いました。

読み応え&手応えあり!
2007/01/27 土 13:19:19 | URL | ひろ009 #-編集
ひろ009さんご丁寧に痛み入ります。
過分なお言葉、ありがとうございます。

私は小説の書評が苦手なのです。
粗筋書いても仕方が無いし、ネタバレはしたくないし、それなのにどうやって面白かったことを伝えれば良いのか分からないし、というわけで小説中心に書評を書かれる方は凄いと思います。

ひろ009さんの文章のほうが登場人物の魅力が伝わるようで感服いたしました。
マークスとリヴィエラ、近いうちにでも読んでみたいと思います。
2007/01/27 土 16:29:49 | URL | すかいらいたあ #-編集
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李歐(講談社文庫)★★★★☆:85~90点 何という小説、何という人物(李歐)!読んでいる間、ずーっと微熱を感じるような不思議な味わい・雰囲気の小説だった。 ちょっと自分では理解しきれない部分があっ
2007/01/27 Sat 01:20:49 | ひろの東本西走!?


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