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244冊目 南極に暮らす
南極に暮らす

坂野井 和代著 / 東野 陽子著

岩波書店 (2000.7)

\1,995

評価:☆☆☆☆


 南極に興味を持ったのは223冊目に紹介した、シャクルトン隊の奇跡の生還を描いた『そして、奇跡は起こった!』を読んでから。その感動の薄れぬうちに見つけたのが日本初の女性越冬隊員2人による本書であった。

 子供のころからの憧れであった地へ行くために研究テーマの選定から取り組んだ坂野井和代さん(大気光の研究)、南極に行ったら近くだからついでに南米旅行ができるのではないかと軽い気持ちで立候補した東野陽子さんの2人。南極への思い入れの違いはそのまま2人の個性の違いにつながっていて、読んでいて面白いのである。

 この2人の女性がどのような経緯で南極越冬をするようになったのかから始まり、極地での研究に伴う苦労や工夫、研究を終えて基地と別れは、辛く厳しいことも多いのだろうけどそれでも和気藹々とした雰囲気が伝わってくる。そして、1年4ヶ月に渡って生活するからには娯楽も必要というわけで、越冬隊員たちの日常も描かれているのであるが、これがまた手抜きされていない凄さを感じさせられる。花見、盆踊り、クリスマスと季節を感じさせるイベントを楽しみ、そしてなによりも雄大なオーロラに魅せられる。

 あまりにも楽しそうな話が多いので厳しさを忘れがちだけど、そんな生活を面白おかしく語る合間に極地での厳しさが顔を覗かせる。ホワイトアウトの危険、雪で隠されたクレバス。さらにはトイレの苦労まであって、おなかの弱い私には大変に危険なところであることが伝わってくる。東野さんはこの手の話も厭わずに書いてくれるので、トイレ事情についての苦労につい笑みがこぼれてしまった。そう、他人事なら笑えるんですよ、この手の話は。

 南極での研究生活の面白さと、わずか40人で一冬過ごすための知恵には面白いと思うのと同時に感心させられた。パンを焼き、バーや喫茶店を開き、酒を楽しみ、麻雀大会が開かれる。つい行ってみたくなる気持ちが沸いてくる。子供のころに読んでいたら、違った今があったかもしれないほど。先達として科学の面白さを伝えるのに成功していると思う。

 なお、現在坂野井さんは駒澤大学で教鞭をとっているらしい

 ちょっと前に、老朽化した砕氷船が退役するのに後継船の予算が下りなくて南極での観測事業存続が危ぶまれているとのニュースを聞いて気にしていたのだが、どうやら後継船が2009年竣工予定であることを知り一安心。下らない地方の公共工事に使うカネがあるなら、毎年恒例の予算垂れ流し事業である年末工事に使う予算があるなら、こういったことに回して欲しいと切に願う。無理か。越冬隊員も科学に興味ある人々も団体票に結びつかないから。

 おまけ。
 オーロラに興味がある方はLive!オーロラからライブ映像を見ることができます。運が良くないと見られませんが。

 それと、娯楽としてニコリのパズル雑誌があるそうです。数独というネーミングはここが行ったので、知っている人も多いのかも知れませんが。

 BK1の書評欄には著者お2人のコメントが載っているので興味が沸いた方は是非覗いてみて欲しい。

 さらに余談があるのですがアレな話題なので興味ある人だけ続きを見てください。
 一部で大変有名な南極2号であるけれども、アレの使用は実に大変らしい。まず、お湯を沸かす。なぜかって?それは使用場が外のテントにあるから。欲望に従った行動で大事なところが凍傷になったら困るでしょう?

 で、接触部を温めた後に気をつけるのはひざ。何せ、毛布の下は極寒の大地だから、硬いわ冷たいわで大変らしい。

 不評で開店休業状態だったと聞いても誰も驚かないでしょう。

 さらに余談の余談ですが、『イグ・ノーベル賞』にはダッチワイフを介した性病についての論文が紹介されています。介すなよ。
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未分類 | 2006/12/24(日) 19:15 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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『面白南極料理人 笑う食卓』にいってしまったきしです。
見ている本棚の違いがくっきり。可笑しくなってしまいました。
こちらの本も面白そうです。
2006/12/24 日 23:49:09 | URL | きし #ImNOtvE2編集
面白そうな本のご紹介ありがとうございます。
南極の話題にはいろいろあるのですね。

自分の趣味の方向に流れるとどうしても科学だとか冒険だとかいう類の話になるので、他の方の紹介はとても参考になります。

読んでみたいと思います。
2006/12/25 月 22:36:08 | URL | すかいらいたあ #-編集
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