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16冊目 スノーボール・アース
スノーボール・アース

ガブリエル・ウォーカー著 / 川上 紳一監修 / 渡会 圭子訳

早川書房 (2004.2)

\1,995

評価:☆☆☆☆

 地球はかつて全面的に凍り付いていた、と言われても、俄かには信じられない人が大勢を占めるのではなかろうか。赤道まで凍ってしまうようなとてつもない寒波がやってくるとは、ちょっと信じられない。それが自然な考えであろう。そもそも、どうやったらそんなに氷がやってくるというのか。

 フィードバック現象というものが存在する。これは、Aが起こったことによりBが起こり、Bが起こった結果が再びAに影響を及ぼす、というものである。そして、氷のフィードバックという可能性が存在する。地球がちょっと寒冷化すると、極の氷が肥大化する。氷の面積が広がると、太陽光を反射させるので地球が冷却される。冷却されると極の氷が肥大化する・・・。しかし、それで赤道付近まで凍りつくことになるのか。また、凍りついたとしたら、どのようにして元に戻ったのか。また、なにを根拠に赤道付近まで凍ったといえるのか。

 というわけで、もう論争の種が大量に転がっているわけであるが、その仮説を裏付けるために奔走する、個性豊かな科学者が居る。ポール・ホフマン。よく言うと個性が強く、悪く言うと意固地である、彼がどのように全地球凍結仮説を纏め上げ、少なくとも地球の大部分が凍り付いていたことを他の人々に納得させたか、そのドラマである。

 アウトドアの研究の恐るべき経験をほぼ網羅するがごとく、極寒の極地、灼熱の砂漠、岩場、荒地とあらゆるところに調査に出かけてはあらゆる困難と戦い、それだけではなくあらゆる不利な証拠と戦う、そのホフマンの姿は大変魅力に溢れる。極寒の地に訪れる束の間の春を謳歌する吸血虫にたかられながらも、発見が成し遂げられるのであればそれをものともしない。自分の仮説を強く裏付ける、その場所に対する畏敬の思い。そんな多くの科学者がもつ姿をホフマンも見せてくれて、それが面白さを掻き立てているのは間違いない。

 地質学、地球の歴史に興味のある方は読んで見たら良いだろう。古生物の話題も多少はあるが、古生物のヒーロー・恐竜は出てこないのでそのあたりは諦めるしかない。しかし、ホフマンの歩んだ凍結が起こったという仮説の元となる事実を追いかけ、その過激な仮説への反論および反論に対するホフマンの再反論によって仮説がどんどん堅固さを増し、やがて全地球凍結の理由に至る理論の解明までを追いかけるのは、十分わくわくさせられると思う。
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地球史・古生物・恐竜 | 2004/05/19(水) 13:43 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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