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1658冊目 ギリシア文明とはなにか
ギリシア文明とはなにか (講談社選書メチエ) -
ギリシア文明とはなにか (講談社選書メチエ) -

評価:☆☆☆


 現代文明が遡ればギリシア文明に行き着くことから、ギリシアは古代史でも中核的な位置付けで教えられた記憶がある。ポリスでは民主主義が発達していたし、アレクサンドリアの大図書館では数学が発達した。ソクラテス、プラトン、そして天才以外の形容が相応しくないアリストテレス、ユークリッドといった人々が綺羅星のごとき活躍をした時代だ。学問としての歴史にしても、ヘロドトスやトゥキディデスといった才人が活躍している。

 そのギリシアが最も輝いたのが大国ペルシアの侵攻を退けたペルシア戦争であろう。マラソンの語源ともなったマラトンの戦い、テルモピュライの隘路で命を賭して戦ったスパルタ王レオニダス、そして戦いの帰趨を決定付けたサラミスの海戦。こうして見ると、ギリシア文明が古代史における最先端地域に見えてくる。

 しかし、著者に言わせると、それは誤りである。国力としてみれば、ペルシアはギリシアを圧倒していた。都市間で合従連衡していたギリシアに対し、ペルシアは大帝国だった。しかも、ギリシアは土地も痩せ、産物もろくにない。先進国ペルシアVS後進国ギリシアの構図だ、という。

 論理からすると頷ける。ただ、それではどうしてペルシアが敗北を喫したのかということが問題になろう。本書では明確な答えを出していないが、『戦争の科学』では、その答えを青銅製の防具に求めている。他の本を眺めてみても、ペルシア兵が軽装だったことは間違いない。こうした、技術的な差が戦争の帰趨に大きな影響を与えたのは間違いないだろう。

 ギリシアの圧倒的な不利は、しかしアレクサンドロスの時代に大逆転を迎える。本書は、アレクサンドロスの時代は何だったのか、そしてローマによるギリシア支配は何だったのかを眺めている。

 上述の、科学や技術に大きな足跡を残した人々についての記載が少ないこと、通史として書かれているわけではないことがやや残念ではあるが、ギリシア文明の大まかな姿を知った上で、本当はこうだったのではないかという仮説を楽しむには良さそうだ。


関連書籍:
戦争の科学―古代投石器からハイテク・軍事革命にいたる兵器と戦争の歴史 -
戦争の科学―古代投石器からハイテク・軍事革命にいたる兵器と戦争の歴史 -
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その他歴史 | 2015/06/19(金) 23:00 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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