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1653冊目 考古学でたどる旧約聖書の世界
考古学でたどる旧約聖書の世界 (丸善ブックス) -
考古学でたどる旧約聖書の世界 (丸善ブックス) -

評価:☆☆☆


 ユダヤ人について、最も早く見ることのできる史料は、エジプト新王国時代にファラオメルエンプタハが中東に遠征した際に戦勝を記念して刻んだ石碑に見えるとされる。褒められた形ではない。何しろ、メルエンプタハはイスラエルを滅ぼしたと誇っているのだ。だが、彼らはただの弱小民族ではなかった。紀元前のパレスチナにあって、一時は強国として存在した。

 彼らはどこからきて、どのように支配域を広げたのか。幸いにして、彼ら自身の記録がある。旧約聖書がそれだ。

 もちろん、旧約聖書に書かれていることを文字通りに受け止めてはいけない。あれは、彼らの神話だ。モーゼが200万人もの民を率いて、海が開いてできた隘路を通って逃げ出した、などということを信じるのはナンセンス以外の何物でもない。

 一方で、ユダヤ人の祖で、兄弟によってエジプトに奴隷として売り飛ばされ、後にエジプトで宰相にまで上り詰めた(残念ながらエジプト側にはそのような記録は存在しない)人物の売値は、前18世紀頃の奴隷の値段と一致するという。もっとも、彼はラクダの隊商に売られたのだが、その時代にラクダは荷役としては使われていなかったのであるが。

 このように、旧約聖書にはある程度、歴史的な背景があることが分かる。

 では、実際の歴史はどうだったのか?本書は旧約聖書の他に、考古学が明らかにした知見に基づいて、当時の模様を再現しようと試みる。扱っているのは、族長時代と言われる、始祖アブラハムから、アケメネス朝ペルシアのキュロス2世がバビロン捕囚を終わらせたところまで。キュロス2世はこの功績によって、外国人ながら最高級に扱われている。

 ファンダメンタリストのように、聖書に書かれていることは絶対だとする立場からは受け入れられないだろうが、私のような部外者から見ると、聖書の記述にもしっかり当たりながら、歴史学が拓いてきた知の世界も織り交ぜていると感じられる。当時の中東情勢に興味がある方はきっと楽しめるだろう。
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その他歴史 | 2015/06/05(金) 23:40 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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