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1640冊目 物語 イスラエルの歴史―アブラハムから中東戦争へ

物語 イスラエルの歴史―アブラハムから中東戦争へ (中公新書)物語 イスラエルの歴史―アブラハムから中東戦争へ (中公新書)
(2008/01)
高橋 正男

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評価:☆☆☆


 ユダヤ人というのは実に変わった括りである。イスラエルが定義しているユダヤ人の項を見れば分かるだろう。本書に引用する帰還法第四B条にはこう書かれているそうだ。

ユダヤ人の母親から生まれた者、またはユダヤ教に改宗した者で、他の宗教を信仰していない者


 この定義に従えば、私も貴方も改宗すればユダヤ人、ということになる。血統に基づく定義をすれば良いと思われる方も居るかもしれないが、それはできない。なんとなれば、ユダヤ人は世界中に離散し、定着した地で文化を守りながらも人々と混交してきたからだ。そのため、ユダヤ人に顕著な遺伝的特徴は無いという。

 歴史的には弱小民族だったユダヤ人だが、文化的な影響というのであれば、世界屈指の存在感を示すだろう。その1つは間違いなく一神教だ。

 興味深いのは、この一神教も、どうやらユダヤ人が弱い勢力だったから生まれたらしいことであろうか。ユダヤ教が成立していったのは、新バビロニアに国を滅ぼされ、都市は破壊されて人々がバビロンに連れ去られた、いわゆるバビロン捕囚の時代だという。

 アケメネス朝ペルシアによって帰還を許されたユダヤ人は国を再興するが、それもローマに滅ぼされるまでのこと。ただ、この間にキリストが生まれ、死んだことを考えると、世界史に与えた影響は大きそうだ。

 本書はユダヤ人についての神話から、イスラエルにおける国家の誕生と滅亡、十字軍時代のイェルサレム攻防、ユダヤ人の辿った近現代の痛ましい歴史を経て、核武装を行い有数の強国となった現代までを概観している。とはいえ、古代オリエントを巡る状況についてだけでも何冊も本が出ている通り、詳しく見ようとすれば新書一冊ではヴォリュームが全然足りないので、やはり入門書として読むのが良いのだろう。

 そうした視点で見ると、古代も中世も現代もバランスよく取り上げられているし、イェルサレムを支配した人々についてもしっかり取り上げられているので、広く浅く知るには実にうってつけである。

 部分部分は知っていることもあるが、歴史を通しての姿は詳しくないという私のような読者には実に優れた入門書であった。
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その他歴史 | 2015/04/20(月) 22:42 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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