カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1632冊目 宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰
宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰
(2011/04/22)
ニコラス・ウェイド

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 刺激的なタイトルである。宗教を生みだす本能など、あるのだろうか?どうしてそのようなものが成立しうるのだろうか?

 思い出すのは、『脳のなかの幽霊』で紹介されていた話。人の側頭葉を刺激すると、神との一体感のように強烈な陶酔感を得ることがあるという。あるいは、臨死体験においても、神を感じる事例がある。

 これらは神の存在を意味するのか?否。そうではない。しかし、人が神を感じやすいようになっているとは言えるかもしれない。

 本書は、信仰の立場にも無神論の立場にも立たずに、宗教はどのようなもので、どうして存在するのかを論じている。その答えは、人間社会を継続させるのに宗教は不可欠だったから、である。宗教が人々を強烈に結びつけるため、宗教を持つ社会と持たない社会では後者が圧倒的に不利で、それ故に前者が後者を滅ぼしてしまったのだろう、と説く。

 ジャレド・ダイアモンドの『昨日までの世界―文明の源流と人類の未来』を読むと、そうした主張も無理がないように思えてしまう。なにしろ、文明化する前の社会では他部族との戦争状態が当たり前で、戦争による死亡率は年間1%を超えるともいうのだ。

 著者は様々な事例を取り上げながら、宗教が社会をまとめあげてきたことを示していく。確かに、神の有無では違いはあれど、あらゆる社会が宗教的なものを持っている。例えば儒教や仏教は神を前提とはしていないが、宗教的だ。

 本書に従うと、ローマがキリスト教を取り入れたのも、巨大になった帝国を1つにまとめあげる価値観としてキリスト教が便利だったから、ということになる。それまでの土着の宗教では、帝国内で宗教の異なる幾つもの集団が出来てしまうため、不都合だったというのだ。

 ただ、私としては、宗教はそれ自体を生みだす遺伝子を持っているわけではないと思う。神を感じることも同じ。それらはいずれも人が生き抜くために必要な機能の、意図しない副次的な効果であると思う。本書においても、ドーキンスやスティーブン・ピンカーがそうした立場を取ると指摘している通り、私も同じ立場だ。おそらく、原因があって結果があるという考えの行き着く先として、原因の分からないことへ宗教的な理由付けをしたものと思う。

 議論を呼ぶテーマで、取り上げる事例はとても多く、かつ面白い。宗教がどのようなものかを客観的に知りたい人には参考になる点が多いと思う。



関連書籍:
脳のなかの幽霊 (角川文庫)脳のなかの幽霊 (角川文庫)
(2011/03/25)
V・S・ラマチャンドラン、サンドラ・ブレイクスリー 他

商品詳細を見る


昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来
(2013/02/26)
ジャレド・ダイアモンド

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2015/03/15(日) 17:41 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。