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1626冊目 死の考古学―古代エジプトの神と墓
死の考古学―古代エジプトの神と墓死の考古学―古代エジプトの神と墓
(2009/10)
アラン・ジェフリー スペンサー

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評価:☆☆☆☆


 メインタイトルだけ見れば内容を誤るだろう。本書は、古代の人々が死をどう扱ったかを見るものではなく、古代エジプトにおいて死がどのように扱われたかを論じたものである。その点では、サブタイトルの方が本書の内容を端的に表しているだろうし、タイトルはもう少し工夫しても良かったかもしれない。

 ご存じの通り、古代エジプトではミイラやピラミッドと、死についての考えを発展させている。だが、概念や常識は、文字記録にも残りにくい。だから、墓や石棺に刻まれた文章に加えて、副葬品やミイラといった遺物からも多くの情報を得ることが重要である。本書が扱っているのはまさにこうした点。

 初期王朝では殉葬の風習があったのが、古王朝ではもう呪術で働かせる人形が副葬品となって殉死が見られなくなっているとか、ミイラ化技術の進展が見られる、といった点から、古代における考え方や技術の進歩が分かるのは面白い。

 墓の形や、盗掘者を防ぐための工夫も変わっていく。有名なところでは、ピラミッド。第3王朝のジェセル王の階段ピラミッドから、第4王朝のクフ王のピラミッドでは洗練度合いが違う。古王朝をピークに、ピラミッドは小型化していくのも不思議ではある。新王朝時代、ツタンカーメンが見つかった王家の墓のように、一箇所に王族の墓がまとまって造られるのはこの時代だけの特徴とのことだ。

 古代エジプトと一纏めにしてしまうが、3000年にも及ぶ長い時代なので、そうした変化が起こるのも当然なのだろう。

 彼らは死後、カアとバアと呼ばれる2種類の魂があると考えた。それらが残るためには肉体は必須の存在と考えたのでミイラ化したわけだが、王族の豪華な副葬品は盗掘者の格好のターゲットとなったために、庶民と比べて却って王族のミイラが損壊される結果になったのは皮肉だろう。

 副葬品については、墓に納められる前に既に盗まれる前に盗まれることすらあったようだ。副葬品を納めるための箱職人や葬儀関係者が盗んでいたというのだから、油断も隙もあったものではない。こうした話も紹介されているので、人間の欲望は何千年経っても変わるものではないなあと思わされる。

 やや読みづらい文章ではあるが、死と葬送、そして死後の世界の考え方について知ることが出来るのは大きなメリット。入門書を読んで興味をもった方は、ここに進むと良いと思う。
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その他歴史 | 2015/02/24(火) 19:44 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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